より先進的で洗練されたスタイルで、ライバルを迎え撃つ。
今回のマイナーチェンジでは、外観の意匠を大幅に変更した。アクアのデザインの特徴である「親しみやすさ」「軽快さ」はそのままに、より先進的で洗練されたデザインとした。
フロントは、伸びやかなデザインとしたヘッドランプをはじめフードやフェンダー、バンパーなどの意匠を変更することで、さらに洗練されたイメージを付与した。
リアは、コンビネーションランプ内の意匠を変更するとともに、リアリフレクターをバンパー下部に新たに配置し、より安定感あるスタイルとした。
内装では、センターメーターにTFTマルチインフォメーションディスプレイを標準装備(Lを除く)。センタークラスターは一体となった面構成とし、新たに上級グレードモデルにはホワイトソフトレザー(合成皮革)のシートを採用するなど、先進的かつ上質なイメージを付与した。
走りにおいては、ボディ剛性を強化するとともに、タイヤサイズも175/65R15から185/60R15にアップすることにより、優れた操縦安定性を確保するとともに、乗り心地も向上させている。
さらに、従来型「X-URBAN」を見直し、クロスオーバースタイルをより進化させた新グレード「Crossover」を設定した。
グリルやルーフモール、16インチ専用アルミホイール、フェンダーアーチモールなどアクティブなイメージを付与する専用デザインとしている。
走りにおいては、専用のチューニングを施し、SUVらしいしっかりとした操舵感を追求しながら、乗り心地も向上させている。
外板色には、新規開発色のクリアエメラルドパールクリスタルシャイン、ジュエリーパープルマイカ メタリックをはじめ、新規設定色のベージュ(「Crossover」専用色)などを含む14色を設定。
さらにボディカラーと異なるカラーパーツを組み合わせたフレックストーン4色(上級グレードにオプション)を加えたカラーバリエーションとした。
また、エンジンの改良やハイブリッドシステムの制御を見直し、「L」は2017年6月現在ガソリン乗用車コンパクトクラストップのJC08モード走行燃費38.0km/Lを達成。「S」「G」「Crossover」においても、34.4km/Lを実現した。
価格は、Lの178万5240円〜G “ソフトレザーセレクション”の208万9800円。パワートレーンは1.5L+モーターのハイブリッド、駆動方式はFFのみと従来型と変わらず。
効果的なマイナーチェンジを施したアクアは、間もなくマイナーチェンジされるホンダ・フィットや、ただいま絶好調の日産 ノート e-Powerなどのライバルを迎え撃つ。