現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第34回目は「ポルシェ パナメーラ」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
ニュルで驚異の好タイムをマーク
ポルシェがSUVに続いて手がけたサルーンがパナメーラで初代は2009年に日本上陸した。2世代目となる現行型は2016年6月からモデルによって順次発表されていたが、この2月にデリバリーが始まったばかり。
まずエクステリアだがいっそうスタイリッシュになった。とくにリアエンドは911にも相通じるデザインで美しいし、全体的なプロポーションもいい。
見た目だけでなく、運動性能もかなり向上している。なんとパナメーラターボはニュルブルクリンク北コースを7分38秒でラップしたという。これは997型911GT3が数年前にマークした7分40秒を上回るものだ。
パワーユニットはこの“ターボ”をはじめとする4種類を用意、トランスミッションは8速PDKを採用した。
注目ポイント:ラグジュアリーサルーンのパナメーラにとっては欠かせないインフォテインメントシステム、PCM(ポルシェコミュニケーションマネジメント)がこの2代目から新たに搭載された。
ポルシェ パナメーラ 主要諸元
全長:5049~5199mm
搭載エンジン:3L V6ターボ/3L V6ツインターボ/3L V6 ツインターボ+モーター/4L V8ツインターボ
駆動方式:FR/4WD
トランスミッション:8速DCT
車両価格:11,328,000~25,400,000円