アストンマーティンDB11にV8ツインターボエンジンを搭載する魅力的なモデルが加わった。メルセデスAMGから供給を受けたものだが、走りの質はV12モデルよりスポーティと推測され、かなり魅力的に思える。
メルセデスAMG GTSと共通
アストンマーティンはメルセデスAMGからエンジンの供給を受けるとすでに発表していたが、その第一弾が具体的な形となった。それがアストンマーティンDB11(V8)で、4L V8DOHCツインターボを搭載する。
このエンジンはメルセデスAMG GTSと基本的に同じエンジンだが、最大トルクは25Nm高められており、パワースペックは最高出力510ps/6000rpm、最大トルク675Nm/2000-5000rpmとなっている。
比較的コンパクトなV8エンジンを搭載したことで、車両重量はV12エンジン(自然吸気)モデルに比べて車重は115kgも軽くなっている。また搭載位置も車両の重心に近くなり、走りの俊敏性も向上したという。
車両価格は19万8995ドル(約2230万円)で、V12モデル(約2420万円)より190万円ほど安い設定となるが、これは単に廉価版ということではなく、軽量であることを活かしたスポーティな仕様と考えた方がいいだろう。DB11に新たな魅力が加わった。