現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はSUVにスポットを当てており、今回は「アウディ Q2」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
十分なラゲッジルームを確保
2017年4月26日についに日本の地を踏んだアウディの最小SUVがQ2。全長4200mm、全幅1795mm、全高1530mmというボディサイズは日本でも使いやすい。対してホイールベースは2595mmと長めで、リアシートは結構広く、ラゲッジルームも405Lと十分な容積を確保している。
立体的なラインが入ったボンネットや、高めにマウントされた8角形のシングルフレームグリルがSUVらしい力強さを表現する一方で、なだらかなルーフラインやカラーを切り返したCピラーがスポーティな印象も醸し出すエクステリアも魅力的だ。
搭載エンジンはA1にも積まれる3気筒の1.0TFSIのパワーアップバージョンと、気筒休止を備えた1.4TFSI。車両価格も戦略的だ。
注目ポイント:速さを求めるなら1.4TFSIとなるが、おそらく人気の中心は1.0TFSIとなることだろう。トルクバンドが広く扱いやすい上に振動や騒音も少なく、ノーズが軽いおかげで操縦性も軽快なのだ。価格も手頃。
アウディ Q2 主要諸元
全長×全幅×全高:4200×1795×1530mm
搭載エンジン:1L直3ターボ/1.4L直4ターボ
駆動方式:FF
トランスミッション:7速DCT
車両価格:2,990,000~4,050,000円