現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はクロスオーバーにスポットを当てているが、今回は「フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
高速道路の同一車線を半自動走行
2016年1月、「MQB」を採用して11年ぶりのフルモデルチェンジを行った2代目が日本に上陸した。現在はトレンドライン/コンフォートライン/ハイライン/ Rラインの4タイプで、いずれも150ps/ 250Nmの1.4L直4ターボエンジンを搭載する。
先代モデルに比べてボディサイズを拡大し、ホイールベースを110mm延長したことで広い室内空間を実現。ラゲージスペースは5人乗りの状態で最大917L、2列目シートを倒すと最大で1857Lの広大なフラットなスペースが実現する。
2017年1月には、ハイラインとRラインに渋滞時追従支援システム“トラフィックアシスト”を標準装備した。
注目ポイント:トレンドラインを除き、助手席のバックレストまで倒すと完全フラットな空間が生まれる。簡単操作で行えるシートアレンジは、ミニバンとしての使い勝手を大幅に向上させた。
ゴルフ トゥーラン 主要諸元
全長:4535~4540mm
搭載エンジン:1.4L直4ターボ
最高出力:150ps/5000-6000rpm
最大トルク:250Nm/1500-3500rpm
駆動方式:FF
トランスミッション:7速DCT
車両価格:2,847,000~3,974,000円