現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はクロスオーバーにスポットを当てているが、今回は「MINI クロスオーバー」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
ひとまわり大きくなったMINI
「クロスオーバー」2代目はボディサイズを大幅に拡大、先代モデルと比べると全長を195mm、全幅を30mm、全高を45mmサイズアップ、堂々たるCセグメントに成長した。、
リアシートを中心に室内空間を広げ、快適性が飛躍的に高まっている。さらにトランクルーム容量は先代モデルよりも100L拡大されて450Lに達する。
リアシートは3度のバックレスト角度調整が可能だ。折り畳むことでラゲッジスペース下部に収納できる「ピクニックベンチ」や、手がふさがった状態でリアゲートの足元センサーに足をかざすと開閉動作が行える「イージーオープナー機能」を備えるなど、使い勝手の面でもプレミアムコンパクトSUVにふさわしい仕上がりとなっている。
注目ポイント:日本市場はクリーンディーゼルとプラグインハイブリッドの2本立て。ディーゼルも大きな進化を果たしており、JC08モード燃費で21.3km/Lを誇る。
MINI クロスオーバー 主要諸元
全長:4315mm
搭載エンジン:2L直4ディーゼルターボ/1.5L直3ターボ+モーター
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:8速AT
車両価格:3,860,000~4,830,000円