特別なアストンマーティンであるヴァンキッシュ ザガートには、クーペとボランテが設定されていた。そこに新しくスピードスターとシューティングブレークが追加されることになった。この4モデルの生産台数は最大で325台に限定される。

ヴァンキッシュ ザガートの4モデル。合わせて世界限定325台だ。
スピードスターはわずか28台
アストンマーティンとザガート(Zagato)の関係は“DB4 GT ザガート”によって60年ほど前に始まっている。そして現代においては2016年末からヴァンキッシュ ザガート クーペの生産が開始され、続いてボランテも生産される。それぞれ限定99台で納車は2018年に完了する予定だ。

ヴァンキッシュ ザガート スピードスター。わずか28台しか生産されない。

ヴァンキッシュ ザガートの4モデルは、ヴァンキッシュSがベースとなっており、600psのV12自然吸気エンジンを搭載する。
そして、これに続くのが今回の2モデルだ。まずはヴァンキッシュ ザガート スピードスターで、これはわずか28台しか生産されず、すでに売約済みになっているという。
さらに2018年からはヴァンキッシュ ザガート シューティングブレークの生産が開始される。これはクーペ/ボランテと同様に限定99台だ。4モデル合わせて限定325台となるが、希少価値が極めて高いアストンマーティンということになる。

ヴァンキッシュ ザガート シューティングブレーク。まだ完成車はない。これはCGイラストだ。
とくに28台しか生産されないスピードスターは、特別なアストンマーティンとしてコレクターズアイテムになることは間違いない。将来、どこかで現車を見ることができたら、クルマ好きにとってはこの上ない歓びと言えるだろう。