いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「マセラティ レヴァンテ」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
50:50の重量配分を実現
マセラティ初のSUVとして2016年にデビュー、日本では同年5月に発売された。大柄なボディサイズや大胆に開けられたフロントグリルなど、そのエクステリアデザインは威風堂々としてマセラティならではの存在感を放っている。
パワートレーンは2種類用意され、3L V6ツインターボと3L V6ディーゼルターボのエンジンにはどちらも8速ATが組み合わされる。注目はレヴァンテ初の右ハンドルモデルとして2017年からラインナップに加わったディーゼルだ。
前後50:50の理想的な重量配分や5+1段階の可変式エアスプリングサスペンションでの車高調整機能などにより、オンロードでの快適かつ俊敏な走行性能とともに、オフロードでの卓越した走破能力も併せ持っているモデルである。
マセラティ レヴァンテ 主要諸元
全長:5000mm
全幅:1985mm
駆動方式:4WD
乗車定員:5名
搭載エンジン:3Lガソリン/3Lディーゼル
日本デビュー:2016年5月10日
車両価格:9,769,090〜10,800,000円