いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「MINI クロスオーバー」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
MINI初のPHEVもあり
2017年2月に日本デビューした2代目は、従来モデルより全長×全幅×全高をそれぞれ195×30×45mm拡大し、さらに静粛性やインテリアの質感の向上などにより、そのキャラクターを一層プレミアムなものとして登場した。
またボディサイズ拡大にともないラゲッジルームも大きくなり450Lを確保し、40:20:40 の分割可倒式リアバックレストや60:40の前後スライド機能をもつ後席のアレンジにより効率的にスペースを生み出すことができる。
パワーユニットは3種類ありディーゼルとガソリンエンジンを各1種類、さらに17年7月にはMINIシリーズ初となるPHEVも加わった。高性能モデルであるジョンクーパーワークス クロスオーバーも用意するなど、幅広いラインナップを揃えている。
MINI クロスオーバー 主要諸元
全長:4315mm
全幅:1820mm
駆動方式:FF/4WD
JC08モード燃費:17.3~20.8km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:2Lガソリン/2Lディーゼル/PHEV
日本デビュー:2017年2月23日
車両価格:3,930,000〜5,560,000円