いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ポルシェ マカン」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
日本の道路事情にぴったりサイズ
カイエンの弟分として2014年に上陸したマカンは、全幅こそ1925mmあるものの4680mmの全長は日本の道路事情にも合ったサイズといえる。
ルーフラインはリアエンドへ向かってなだらかに下降していくスタリッシュなフォルムを描き、さらにカイエンより85mm低い1625mmという全高はスポーツ色をより強くしている。
また40:20:40の分割可倒式リアシートのアレンジによって500Lのラゲッジルームは1500Lまで拡大でき、日常での使用において積載性で困ることは少ないだろう。
3.6L V6ツインターボエンジンを搭載するラインナップの頂点、ターボパフォーマンスの圧倒的な動力性能は魅力だが、2L直4エンジンのコンパクトさを生かした軽快な走りを味わえるマカンも愉しい。
ポルシェ マカン 主要諸元
全長:4680~4700mm
全幅:1925mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:10.0~12.8km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:2L、3L、3.6Lガソリン
日本デビュー:2014年1月23日
車両価格:6,990,000〜11,940,000円