マセラティ ジャパンが2018年モデルを発表した。ギブリ、レヴァンテ、クアトロポルテ、グランゥーリズモ/グランカブリオと全ラインナップが変更を受けたが、とくに大きく進化したのは2013年発売以来、4年が経過したギブリだ。
画像: より精悍になったマセラティ ギブリの2018年モデル。

より精悍になったマセラティ ギブリの2018年モデル。

3L V6ガソリンはパワーアップ

現在、マセラティのラインナップはギブリ、レヴァンテ、クアトロポルテ、グランゥーリズモ/グランカブリオだが、2017年11月7日、一斉に2018年モデルが発表された。

まずギブリだが、エクステリアがイヤーモデルとしては大きな変更を受けた。目つきが鋭くなりフロントマスク全体の迫力が増した。そして、すでにクアトロポルテに採用されているトリム戦略をギブリにも適用し、ふたつのトリムオプション、「グランルッソ」と「グランスポーツ」を導入した。

「グランルッソ」はエルメネジルドゼニアのシルクとレザーのコンビネーションインテリアを採用してラグジュアリー性を強調した。「グランスポーツ」はよりいっそう精悍なエクステリアデザインとして、さらにピアノブラックトリムやスポーツシートなども装備している。

また「ギブリS」と「ギブリS Q4」の3L V6ガソリンエンジンはパワーアップして、最高出力はプラス20psの430ps、最大トルクはプラス30Nmの580Nmとなった。0→100km/h加速はそれぞれ、4.9秒、4.7秒をマークする。

さらにマセラティとして初めて電動パワーステアリング(EPS)が採用された。そしてオプション設定された先進運転支援システム(ADAS)は従来の機能に、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットアシスト、交通標識認識などが加わった。

画像: マセラティ レヴァンテ。ガソリン車に待望の右ハンドル車が登場。

マセラティ レヴァンテ。ガソリン車に待望の右ハンドル車が登場。

マセラティ初のSUVであるレヴァンテはギブリ同様、ラグジュアリー志向の「グランルッソ」とスポーティ志向の「グランスポーツ」がトリムオプションとなった。また、これまで左ハンドルのみだったガソリンエンジン車に右ハンドル(レヴァンテSのみ)が導入された。そして、レヴァンテにもEPSを採用し、ADASも用意された。

次にクアトロポルテだが、まずヘッドライトにアダプティブフルLEDが採用された。そして、3L V6ガソリンエンジンはギブリ同様にパワーアップしている。さらに車両統合制御システム、交通標識認識などの運転支援システムも搭載された。

画像: マセラティ クアトロポルテ。ギブリ同様にEPSを採用した。

マセラティ クアトロポルテ。ギブリ同様にEPSを採用した。

グラントゥーリズモとグランカブリオはエクステリアに手が入れられて空力性能が向上した。Cd値はグラントゥーリズモが0.33から0.32へ、グランカブリオは0.35から0.33へと改善した。さらに最先端のインフォテインメントシステムが搭載された。車両価格など詳細は下記のマセラティ公式ウェブサイトで。

This article is a sponsored article by
''.