
ロールス・ロイス「ベイサイド・ドーン」。実に気品ある佇まい。
青い海と白い帆のイメージ
ロールス・ロイス・モーター・カーズのビスポーク部門と言えば、顧客のありとあらゆる要望に必ず応えることで有名だ。もちろんそれ相応の料金はかかるが、時に無理難題と思われることにもしっかりと対応してくれる。
そのビスポーク部門が“横浜仕様”と言える「ベイサイド・ドーン」を仕立てた。8年前に横浜みなとみらいに開業したロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜のプロデュースによるものだ。

幌をしまったリアビューはホワイト一色になる。
さて、そのゴージャスな内容だが、エクステリアはイングリッシュホワイトのボディカラーで、ミッドナイトサファイアブルーのボンネットと同色の幌を誂えクルーザーのような印象を与える。また、ショルダーラインにはネイビーブルーのコーチラインが流れる。

ホワイトのレザーとウッドパネルでクルーザーのような雰囲気を演出する。
インテリアも青い海と白い帆のイメージだ。アークティックホワイトレザー張りのシートにはネイビーブルーのアクセントとステッチが入り、ハンドルとアームレストはブルーとなる。さらにウッドトリムはカナデルパネルを採用し、ヨットをイメージさせる雰囲気だ。

さすがにリアシートもスペースは十分でゆったりと寛げる。
ドーンは2016年に日本へ導入された4座のコンバーチブルで、ボディサイズは全長×全幅×全高は5295×1945×1505mmで車重は2560kgだ。搭載する6.6L V12ツインターボエンジンは最高出力570ps、最大トルクは820Nmを誇る。

ドアに内蔵された傘。紳士淑女は雨に濡れることを嫌うのだ。
ベース車両の価格は3740万円なので「ベイサイド・ドーン(4347万円)」はプラス607万円で仕立てられたということになる。これが高いとか安いとかの議論に意味はないだろう。いずれにしろ“特別”な“仕様”の“車”であることは間違いなし。