3月30日から一般公開が始まるニューヨークオートショーで、新型アルティマが世界初公開されることが明らかに。日本では数年以内に新型ティアナとして発売されるはずだ。
世界的なSUVクロスオーバー・ブームはいまだ勢いを失っていないけれど、北米では今も確固たる市場を形成しているのがミディアム・ラージクラスのセダン。とくにこの市場で人気が高いのが、実は国産車たちなのだ。トヨタ・カムリ、ホンダ・アコード、そして今回新型がお披露目されるニッサン・アルティマは御三家とでも呼ぶべき存在で、現地に行くと「日本車がこんなに走っている!」と驚くほどだ。
今回のフルモデルチェンジで6代目となるアルティマ、現行モデルは2012年6月から北米で発売開始。以後、カナダ、韓国、中国などで発売されたあと、2014年2月から細部を改良して3代目ティアナとして日本でも発売開始となった。
新型の詳細は現段階ではまだ一切公表されていないが、プラットフォームにはC/Dセグメント向けのCMF(コモンモジュールファミリー)が採用される可能性が非常に高い。つまり、現行エクストレイルを始めルノーのメガーヌなどと同じアーキテクチャー(構造)だ。搭載されるパワートレーンは、仕向地別に2.5L直4ガソリン、2L直4ハイブリッドなど、さまざまなバリエーションが用意されるだろう。
果たして、どんな姿で登場するのだろうか? 日本では2020年の登場と予想するが、いまひとつパッとしないセダン市場に強烈なカンフル剤となるか!?