良く煮詰められたサスは、限界域でもコントローラブル
5M-GEU型の特性は中回転域重視で、5000rpmまでは絶大なトルク感があるが、レッドゾーンまで引っ張ると急激にトルクが落ち込んでしまう。一般道ではトルキーで使いやすいが、サーキットでは高回転でのパンチが今一歩欲しい。ハンドリングはファンタスティックだ。トヨタのセミトレは熟成され、サーキットの各コーナーで安定性が高く、リバースが始まっても常にコントロールしやすい。これは単にサスペンションが優れているだけでなく、それを支えるボディ剛性が高いからこそ達成できたのだ。レカロを参考にしたシートはサポートが良く、強い横Gを受けるサーキットでは大いに役立った。(ホリデーオート1981年9月号より抜粋)
全長×全幅×全高:4660×1685×1315mm
ホイールベース:2615mm
重量:1235kg
エンジン:5M-GEU型・直6DOHC・2759cc
最高出力:170ps/5600rpm
最大トルク:24.0kgm/4400rpm
サスペンション形式(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
ホリデーオート 2018年 6月号
3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き
販売価格(税込): 490 円
【総力特集】
『GT AGAIN!』
~GTをもう一度
○34年ぶりのソアラ再考
○追憶のレパード物語
○日本の美クーペ
・レクサスLCは現代のソアラだ!
○俺たちのGTを支えたパワーユニット
・日産L型6気筒vsトヨタDOHC
○一度は乗ってみたかった!忘れえぬGT
・AE86レビン / トレノ
・レガシィ・ツーリングワゴンGT
・マークⅡ2000GT ツインターボ
・セドリック / グロリア Gran Turismo (Y31~Y32)
○再評価したい、あのGTたち
・トヨタ カローラレビン GT-Z
・トヨタ カリーナ GT
・トヨタ カローラ GT
・トヨタ カルディナ GT-FOUR
・トヨタ MR2 G
・スズキ カルタス GT-i
・スズキ フロンテ GT-W
・三菱 ミラージュ 1600GT
・三菱 ミニカ スキッパー GT
○広告に見る「スカG」モテ神話
○古今東西GTコボレ話
・初めてGTを名乗ったクルマと言えば?
○世界の“美”GTカーを愛でる
・日米欧の華麗なクルマたち
○GTを感じる“ちょっと”良いモノSELECTION
○日本のGTインプレダイジェスト
○トヨタvs日産vsホンダ
・3メーカースーパーGTマシン ガチ対決再び《別冊付録》
○その他、特集、連載記事満載