クルマと自転車の親和性は高い。まずはボクの実体験にお付き合いください
Webモーターマガジンを運営するモーターマガジン社に転職する直前、クルマと自転車でひとり旅をしたことがある。当時の愛車レガシィツーリングワゴンの後席を倒し、ラゲッジルームに簡易布団と買ったばかりのクロスバイクを積んで、2週間かけて四国を一周するというゆるーい旅だ。
さまざまな場所でクルマから自転車に乗り換えて、四万十川の河川敷や小さな島一周など散策するのだ。我ながらいい旅だったと今でも思うのだが、ひとつ問題があった。
はじめてクロスバイクを買って意気揚々とスタートしたものの、自転車での長時間移動に慣れていないボクの太ももは、なんと2日目には筋肉痛。その足でクラッチペダルを踏まなくてはならず、悲しく、そして辛い記憶も残っているのだ。
なぜこんな思い出話に付き合わせてしまったのかというと、それは近年スポーツタイプの電動アシスト自転車が人気を獲得しつつあるからだ。もしあの旅にこうした自転車を連れていければ、どれだけ楽だったことだろう、と。
道の駅 伊豆ゲートウェイ函南でハイスペック電動アシスト自転車に試乗できる
小さな脚力でも上り坂をスイスイ登っていくことのできる電動アシスト自転車、あなたはどんなイメージを持っているだろう。重い、カッコ悪い、スポーツタイプがないなど、いいイメージを持っていない人もいるのではないか。ところが近年、クロスバイクやマウンテンバイクをベースにしたスポーツタイプが、YAMAHAやMIYATA、TREKなど国内外の有名ブランドからいくつも登場してきているのだ。
こうしたハイスペック電動アシスト自転車を“E-BIKE”として広めようとする動きがある。その始まりとも言えるだろう、静岡県にある道の駅「伊⾖ゲートウェイ函南」でE-BIKEを集めたイベント「第1回 伊⾖E-BIKEフェスティバル」が開催されようとしている。
2018年5月26日、伊豆の玄関口でもあるこの道の駅に、MIYATA、MERIDA、TREK、CORRATEC、TERN、YAMAHA、BESVのほか数々のE-BIKEが展示され、多くのブランドで試乗をすることができるのだ。伊豆の自然の中を30分程度走行できるというもので、ビギナーでも安心の講習会も催される。
さらに「E-BIKE が変える未来の移動⼿段」と題して自転車ジャーナリスト 難波賢二氏や、自動車ジャーナリストでおなじみ島下泰久氏が、トークセッションを繰り広げるという。クルマも自転車も興味がある、という人はドライブのついでに寄ってみるのもいいのではないだろうか。
第1回 伊豆E-BIKEフェスティバル 開催概要
日時:2018年5⽉26⽇(⼟)10:00〜18:00
会場:道の駅 伊豆ゲートウェイ函南
住所:静岡県田方郡函南町塚本887-1
公式サイト:下記