懐かしのル・マン参戦マシンを5台も展示中!
1985年に初参戦以来33年。ついに2018年にル・マン24時間レースを制覇したトヨタ。
これを記念して、メガウェブのヒストリーガレージ1Fのモータースポーツヘリテージでは、「トヨタ ル・マン24h 挑戦の軌跡」として懐かしのル・マン参戦マシンを5台特別展示している。
歴戦の雄姿を、間近にジックリ見ることができるし、9月30日まで開催中だから、夏休みに訪れてみては、いかが?
トヨタ 90C-V(1990年)
純レース用に開発したV8ターボエンジンを搭載し、トヨタ初の本格的グループCカーとして誕生した88C-Vの発展型。
1990年のル・マンには3台参戦し、最高成績は総合6位。展示車両はスペアカーだった。
トヨタ TS010(1992年)
1991年からの新グループC規制に合わせ、自然吸気V10エンジンと新しい車体を開発して誕生。
1992年のスポーツカー世界選手権開幕戦のモンツァで優勝し、ル・マン制覇が期待されたが惜しくも2位に終わる。
トヨタ・スープラ GT-LM(1995年)
グループCからGTへの車両規格変更に伴い、1995・96年はスープラで参戦。全日本GT選手権用の車両をル・マンの規定に合わせて手直しして投入。
1995年は14位を獲得した。
トヨタ TS020(1998年)
GT規格に則りTTE(チーム・トヨタ・ヨーロッパ)が開発したマシン。以前のCカー用V8ターボエンジンを改良して搭載。
1998年はマシントラブルで9位に終わるが、99年は2位表彰台を獲得。
今回は特別にコクピットも見せてもらった!
トヨタ TS030(2013年)
V8自然吸気エンジンとモーターを組み合わせたパワートレーンを搭載する、ハイブリッド・レーシングカー。
2013年のル・マンでは惜しくも2位にとどまったが、富士とバーレーンでは優勝を飾った。
ヒストリーガレージの2Fでは、「1960s ニッポン」として、1960年代の日本の名車を展示中。こちらも、お見逃しなく!