2019年1月28日に行われたアウディRS 4アバントの発表会で、RS 4アバントに続き、2月にはアウディ初となるクリーンディーゼルモデル「Q5 40 TDIクワトロ」が導入されることが明らかになった。

ついにアウディがクリーンディーゼル戦線に参入、まずはQ5から

アウディ初となるクリーンディーゼルモデルの導入はアウディ ジャパンのフィリップ・ノアック社長が明らかにしたもの。ライバルとなるプレミアムブランドのメルセデス・ベンツやBMWではクリーンディーゼルエンジンを搭載するモデルが人気となっており、アウディにとってクリーンディーゼルの導入は急務となっていた。

これまでアウディ ジャパンでは大きな排気量のクリーンディーゼルエンジン導入を検討していたが、市場のニーズの高まりに応えて、フォルクスワーゲン パサートなどで定評のある2L 直4ユニットの採用に踏み切ったようだ。

搭載モデルが「Q5 40 TDIクワトロ」となることのほか、詳細は明らかになっていないが、おそらく最新世代のEA288型190ps仕様の2.0TDIを搭載し、7速Sトロニックと組み合わされることになるだろう。車両価格は650〜690万円あたり、700万円を切ってくると予想される。

2018年のアウディの日本市場の販売台数は前年比マイナス6.5%の2万6473台にとどまったが、人気のSUVセグメントにクリーンディーゼルエンジンを導入することで2019年は大きな飛躍が期待できそうだ。さらに今後はその他のセグメントにもクリーンディーゼルが導入されていくことは必至だろう。

なおアウディ ジャパンは、3月には新型「A6/A6アバント」を導入し、さらにクーペスタイルのSUV「Q8」、コンパクトハッチバック2代目「A1スポーツバック」、初のフルEV「e-tron」など、2019年内に10モデル以上の新型車の導入を計画しているという。

画像: クリーンディーゼルエンジンの設定は大きな話題となりそうだ。

クリーンディーゼルエンジンの設定は大きな話題となりそうだ。

画像: 最新世代の2.0TDIクリーンディーゼルユニット。高機能浄化システムを装備。

最新世代の2.0TDIクリーンディーゼルユニット。高機能浄化システムを装備。

画像: トランスミッションは7速Sトロニックが採用される。

トランスミッションは7速Sトロニックが採用される。

アウディQ5 40 TDI クワトロ 予想主要諸元

●全長×全幅×全高=4680×1900×1640mm
●ホイールベース=2825mm
●エンジン=直4DOHCディーゼルターボ
●排気量=1968cc
●最高出力=190ps/3800rpm
●最大トルク=400Nm/1750-3000rpm
●トランスミッション=7速DCT
●駆動方式=4WD
●ハンドル位置=右
●最高速=218km/h ●0→100km/h加速=7.9秒

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