アウディAGがR8にV10エンジンを搭載して10年となったことを記念して、限定モデル
「アウディ R8 V10 ディセニアム」を発表した。ディセニアム(Decennium)とはラテン語で“10年”という意味だそうだ。なお、この限定車の発売はすでに発表されていたカタログモデルの新型車発売と同時となる2019年春からで、車両価格は22万2000ユーロ(約2800万円)となる。
「アウディ R8 V10 ディセニアム」を発表した。ディセニアム(Decennium)とはラテン語で“10年”という意味だそうだ。なお、この限定車の発売はすでに発表されていたカタログモデルの新型車発売と同時となる2019年春からで、車両価格は22万2000ユーロ(約2800万円)となる。
迫力のエクステリアに圧倒される
アウディR8はアウディスポーツの頂点に立つモデルとして2006年に登場、当初はV8エンジンのみの設定だったが、後にV10を搭載した。それが2009年でかれこれ10年が経過、その記念モデルとして世界限定222台で販売されるのが「アウディ R8 V10 ディセニアム」だ。
まず何と言っても注目されるのが最もパワフルな仕様となるV10エンジンで、最高出力は620ps、最大トルクは580Nmというスペックを誇る。そして0→100km加速はわずか3.1秒、最高速は331km/hと発表されている。
そして、そうした動力性能に対応するエクステリアはかなりスパルタンな仕立てだ。専用カラーのデイトナグレイマットエフェクトに20インチのマットブロンズ仕上げのホイールを履く。
このボディカラーとホイールの組み合わせだけで、かなりな迫力ものだが、さらにブラックのアウディリングとロゴが装着されたり、サイドブレードとドアミラーハウジングにはグロスカーボンファイバーが採用されたりと細部に至るまで、入念に手が入れられている。
インテリアも完全にブラック基調だ。スポーツシートには菱形のパターンステッチが入り、ステアリングホイールとセレクターレバーはアルカンターラ巻きでセンターアームレストやドアアームレストと同様にコッパーカラーのステッチが施されている。
なお、この限定車の日本への導入時期、台数、諸元については未定とのことだ。