世界的に有名なイタリアのデザインハウスであるザガートが間もなく設立100周年を迎えるにあたり、アストンマーティンはDBZ センテナリー・コレクションの2台目のモデル、DBS GTザガートの詳細なレンダリングを公開した。

ザガート設立100周年記念モデルのセット価格は約8億7000万円!?

ザガートの100周年を記念したDBZ センテナリー・コレクションは、過去のアイコンモデルに敬意を表して、未来のクラシックモデルを製作するユニークなプロジェクトだ。アストンマーティンとザガートの類まれなコラボレーションは約60年にわたって続いており、このパートナーシップによって、大胆かつエキサイティングなデザインをまとった数多くの名車が誕生した。その最新作が、このDBS GTザガートだ。

画像: DBS GTザガートのサイドビュー

DBS GTザガートのサイドビュー

ベースとなる車両は、DBSスーパーレッジェーラ。1960年代の名車DB4 GTザガートをアイコンモデルとして、その官能的なフォルムにインスピレーションを得たそのデザインは、アストンマーティンとザガートのデザイナーがハードワークを続けた結果、その美しいスタイルを見事に現代へと蘇らせた。

画像: ベースとなるのは、写真のDBSスーパーレッジェーラ

ベースとなるのは、写真のDBSスーパーレッジェーラ

DB4 GTザガートの象徴だったダブルバブルのルーフも受け継がれている。ザガートの血統を受け継ぐこのピュアなルーフラインには、伝統的なリアウインドーは装着されない。ダブルバブルは、ボンネットを通って車両前方へと続き、その流れるようなラインに幅広いラップアラウンド・フロントウインドーを組み合わせることにより、クルマのショルダーラインから上のすべての要素は、優雅な曲線のみで構成されている。

画像: ダブルバブルのルーフに、リアウインドーは装着されない。

ダブルバブルのルーフに、リアウインドーは装着されない。

力強い造形を描くリアホイールエリアは、サイドプロフィールにパワフルな印象を与えると同時に、DB4 GTザガートとの繋がりも感じさせる。その一方で、アストンマーティン・ザガート・デザインの主な特徴となっているユニークなホイールデザイン、ヘッドライト、印象的なフロントグリルが、DB4 GTザガートのクラシックなフォルムに現代的な息吹を吹き込むことに成功している。

画像: DB4 GTザガート

DB4 GTザガート

DBS GTザガートは、DBZ センテナリー・コレクションの1台目であるDB4 GTザガート コンティニュエーション(DB4の復刻生産モデル)とペアで販売されて、生産台数は19台に限定される。
製造はアストンマーティンのゲイドン本社。価格は税抜きで600万ポンド(約8億7000万円!?)と発表されている。最初のオーナーへの納車は、DB4 GTザガート コンティニュエーションが2019年第4四半期、DBS GTザガートが2020年第4四半期に予定されている。

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