エクステリアカラーをブラックに、ライト系をダークティンテッド仕上げに
2018年6月、フルモデルチェンジに匹敵するほどの大幅改良を施されたメルセデス・ベンツのプレミアムSUVであり、本格オフローダーでもあるGクラス。発表当初4L V8ツインターボエンジンを搭載した「G550(1593万円)」と「メルセデス・AMG G63(2076万円)」の2種類だったものの、2019年4月4日に3L 直6ディーゼルを搭載する「G350d(1170万円)」を追加して、ラインアップ層を厚くしてきた。
そして今回、最上級グレードであるG63の特別仕様車「メルセデス・AMG G63 エディション マットブラック」を発表、2019年4月15日から同年5月12日まで期間限定(※)で販売すると発表した。購入者への納車は同年4月下旬以降を予定。
※期間内であっても、状況により購入できない場合あり。
この特別仕様車は、通常モデルにオプション設定されている「デジーノ マグノナイト」のエクステリアカラーで、ブラックと22インチマットブラックホイールを採用。さらにAMGナイトパッケージにより、通常モデルではクロームが用いられる前後バンパーのアクセント、スペアタイヤカバー、アンダーボディプロテクションなどをブラックとし、ウィンカーレンズ、ヘッドライト、リアコンビネーションランプをダークティンテッド仕上げとしている。
さらにインテリアには、カーボンインテリアパネルをいくつも採用することで、落ち着きあるブラックの中にAMGらしいスポーティさをプラスしている。
メルセデス・AMG G63 エディション マットブラックの車両価格は、2320万円(税込)となっている。ベースモデルとの差は244万円だ。
ベースとなっているメルセデス・AMG G63の概要
メルセデスAMG社が開発した、585ps/850Nmを発生する4L V8ツインターボエンジン「M177」が搭載されている。
砂型鋳造されたアルミニウムクランクケースや鍛造アルミニウム製ピストン、シリンダーウォールのスチールカーボン材を溶射コーティングなどのチューニング。また、2基のターボをV型シリンダーバンクの内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとして、吸排気経路を最適化、ハイレスポンスを実現している。
ハイパワーに対応するAMG強化ブレーキや、硬いスプリングレートを瞬時に切り替えて、高い安定性と俊敏なハンドリングを実現する「AMGライドコントロール スポーツサスペンション」なども採用する。