2019年6月28日、モーガンカーズ・ジャパンは、モーガン・モーター・カンパニーが19年ぶりに発表したブランニューモデル「PLUS SIX(プラス シックス)」を発売すると発表した。

接着アルミプラットフォームにBMW製エンジンを搭載

モーガン・モーター・カンパニーの設立は1909年。以来、スポーツカーをハンドビルドしているイギリスの自動車メーカーだ。プラス6は2019年のジュネーブ・モーターショーで発表され、AERO 8(エアロ エイト)以来19年ぶりのブランニューモデルとなる。とはいえ、そのスタイリングはモーガンらしいクラシカルなもの。

画像: いかにもモーガンらしいスタイリング

いかにもモーガンらしいスタイリング

プラス6は、モーガンの新デザインストラクチャーを具現化した最初のモデルだ。新設計のCXジェネレーション接着アルミプラットフォームは社内でデザイン開発され、この先何⼗年にも渡って開発されるモーガン⾞のプラットフォームにも使⽤できるように導⼊された。

このプラットフォームは、前世代のものより高剛性で軽量となっている。前世代のシャシよりねじれ剛性は100%アップしていながらプラットフォームの重量増はなく、シャシ重量はわずか98kg。また、モーガン伝統の木製フレームは単なる象徴としてではなく、より有意義なものとして洗練され続けている。

画像: CXジェネレーション接着アルミプラットフォーム

CXジェネレーション接着アルミプラットフォーム

搭載されるエンジンは、BMW製の3L 直6DOHCツインパワーターボ。モーガン車としては初めてターボエンジンが搭載された。最高出力は340ps、最大トルクは500Nmを発生する。組み合わされるミッションは8速ATだが、パドルシフトでマニュアル操作も可能だ。

インテリアにはグレインレザーが貼られ、ダッシュボード内にLCDスクリーンがドライバー目線の場所に設置され、車両の情報を表示する。そのダッシュボードには1950年代の航空機類から刺激を受けた新デザインの計器類が並ぶ。

クラシカルなスポーツカーとはいえ、21世紀のクルマ。エアコン、リモコンセントラルロック、パワーステアリングなどは標準装備されている。

画像: クラシカルなインパネだがLCDスクリーンのインフォメーションディスプレイも備わる。

クラシカルなインパネだがLCDスクリーンのインフォメーションディスプレイも備わる。

グレードと車両価格(税込)は、プラス6が1393万2000円、プラス6 ツーリングが1490万4000円、プラス6 ファーストエディション ムーンストーンとプラス6 ファーストエディション エメラルドが1576万8000円。

カタログモデルではあるが1台1台ハンドメイドされるモーガン車だから、このプラス6もオプショナルパーツは豊富に用意されている。

画像: 伝統の前後フェンダーは相変わらず美しい。

伝統の前後フェンダーは相変わらず美しい。

プラス6 主要諸元

●全長×全幅×全高:3890×1756×1220mm
●ホイールベース:未発表
●重量:1075kg(乾燥重量)
●エンジン種類:直6 DOHCターボ
●排気量:2997cc
●最高出力:250kW<340ps>/6000rpm
●最大トルク:500Nm<51.0kgm>
●トランスミッション:マニュアルモード付き8速AT
●タイヤ:前225/35R19、後245/45R19(ファーストエディション)
●車両価格(税込):1393万2000円〜

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