2018年4月〜2019年3月のあいだにもっとも売れたミニバンが日産セレナ。現行モデルは2016年8月に登場、2018年9月にはe-POWER搭載車も追加され、その人気に拍車がかかっている
ぼちぼちマイナーチェンジのウワサも聞こえていたのだが…実はそのアウトラインがすでに日産のWebカタログにアップされていたのだから驚いた。
発売時期に関しては「この夏、登場」としか明らかにされていないが、バナーをクリックすると、大きく変わったエクステリアの画像やカラー・バリエーション、充実した安全装備などなど、改良ポイントが一目瞭然となっている。
詳しくは日産のWebカタログにアクセスしていただきたいが、ここではその内容をダイジェストで紹介しておこう。
まずは大胆にチェンジされるフロントマスクについて。まず目を引くのは、面積を拡大したVモーショングリル。特にハイウエイスターでは横桟を廃して前面全体をメッシュ風に。高級感とともに威圧感も演出され、存在感が大幅にアップしている。ヘッドランプユニットの構成も新規となり、その中をVモーショングリルが貫通して、グリルのワイド感がさらに強調されているのだ。
ボディカラーも新色(サンライズオレンジとダークメタルグレー、さらにルーフをダイヤモンドブラックとした2トーン仕様も加えた4色)を新たにラインアップした全13色のバリエーション展開となる。
そして注目すべきが、安全装備の充実だ。“360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)”と名付けられ、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アクティブLEDヘッドライトシステムもしくはハイビームアシスト」「RCTA(後退時車両検知警報:リヤクロストラフィックアラート)」が全車に標準装備となる。もちろん、おなじみの「プロパイロット」もメーカーオプションで設定。新たに最高設定速度を120km/hに引き上げてるなどバージョンアップしているようだ。
正式発表日には諸説あるものの8月1日となる可能性が高い。