左ハンドル車への強い要望に応えて限定販売
A110はルノー傘下のブランド、アルピーヌのライトウエイトスポーツだ。1960年代にラリーなどで大活躍した名車、初代アルピーヌA110をオマージュして2017年に車名も継承して現代風に復活した。初代を彷彿とさせるコンパクトなボディに、1.8Lの直4ターボエンジンをミッドシップ搭載する2シータースポーツだ。
日本では2018年6月にお披露目され、11月から販売開始された。日本デビュー当初は左ハンドル車も設定されていたが、2019年2月に左ハンドル車の導入終了を発表。だが、左ハンドル車の再導入を望むアルピーヌ ファンの声は大きく、今回は10台限定ながら再登場することになった。
今回の限定車「A110 リネージ リミテッド」は、上級グレードのリネージがベースで、アロイホイールを軽量なFUCHS製の18インチ鍛造(ブラック)に換装している。高さ調整・リクライニング機能付きのサベルト製ブラウンレザースポーツシート、FOCAL製軽量サブウーファー、フロントソナー&リアカメラなどはベース車同様に標準装備される。また、購入者には専用ETCユニットキットがプレゼントされる。
ボディカラーは、グリトネール メタリックと呼ばれるダークグレーのみ。車両価格(税込)は、844万4000円。
販売方法は、2019年12月24日(火)11時から2020年1月8日(水)までは、アルピーヌ・ジャポンのオフィシャルウエブサイト内の専用申込みページで予約を受け付ける。1月9日(木)以降は、販売店で通常販売を開始する。併せて、オフィシャルウエブサイト内の専用申込みページで購入申込みを受け付ける。なお、予約申込み、購入申込時にはクレジットカード決済で申込金15万円の支払いが必要となる。
アルピーヌ A110 リネージ リミテッド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4205×1800×1250mm
●ホイールベース:2420mm
●重量:1130kg(参考値)
●エンジン種類:直4 DOHCターボ
●排気量:1798cc
●最高出力:185kW<252ps>/6000rpm
●最大トルク:320Nm<32.6kgm>/2000rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きMR
●JC08モード燃費:14.1km/L(参考値)
●燃料・タンク容量:プレミアム・45L
●タイヤサイズ:前205/40ZR18、後235/40ZR18
●税込価格:844万4000円