2020年3月24日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンはコンパクトモデル「ポロ」のオプションパッケージの仕様変更を行った。

セーフティパッケージにレーンキープアシスト機能を追加

ポロはフォルクスワーゲンのBセグメント ハッチバックだ。初代は1975年にデビューし、現行型は2018年に発表された6代目にあたる。日本でも同年3月から導入され、のちにGTIやR-ラインなどが追加されている。

今回の仕様変更では、ポロの人気オプションであるセーフティパッケージにレーンキープアシストシステムの「Lane Assist(レーンアシスト)」を追加して、さらなる安全性の強化を図っている。

「レーンアシスト」は、フロントガラス上部に設置されたカメラが走行中の車線をモニタリングし、ドライバーの意図しない車線の逸脱を検知すると、ステアリングの補正を行ってドライバーに警告し、ステアリング操作をサポートするシステムだ。

もちろん、起動速度や作動速度に制限はあるが、これによりドライバーの疲労軽減を図ることができ、より一層の安全性が向上する。

画像: レーンアシストのイメージ。

レーンアシストのイメージ。

セーフティパッケージの内容は、以下のとおり。

●レーンキープアシストシステム「レーンアシスト」※新採用
●駐車支援システム「パークアシスト」
●パークディスタンスコントロール(フロント/リア、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)
●オプティカル パーキングシステム
●ブラインドスポット ディテクション(後方死角検知機能)
●リアトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
●アダプティブクルーズコントロールACC(全車速追従機能付)※ハイライン/R-ライン/GTIは標準装備

セーフティパッケージのオプション価格(税込)は、ハイライン/R-ライン/GTI向けが13万2000円(インフォテインメントシステムのディスカバー プロパッケージとのセットオプション)、コンフォートライン リミテッド向けは15万4000円となる。

なお、上記以外のポロ シリーズの各グレードのスペックや車両本体価格やオプション価格などに変更はない。

●フォルクスワーゲン ポロ 価格表(税込)

TSI コンフォートライン リミテッド(1.0Lターボ):262万3000円
TSI ハイライン(1.0Lターボ):275万9000円
TSI Rーライン(1.5.Lターボ):306万9000円
GTI(2.0Lターボ):358万9000円
※トランスミッションは、GTIは6速DCT、それ以外は7速DCT。

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