クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」…略して「ウチクル!?」の第50話。1970年に誕生したファストバッククーペのギャランGTOに、当時最強と言われた4G32型のDOHCエンジンを搭載した「三菱 ギャランGTO MR」が今回の主人公。漫画:鈴木秀吉
ウチクル!?第50話「三菱 ギャランGTO MRがこんなに可愛いわけがない!?」
三菱 ギャランGTO MR(A53C型/1970年12月発表)
日本のモータースポーツが活気づいてきた1960年代から、三菱はフォーミュラーカー「コルトF2」でレース活動を行っていた。その技術を投入され、ギャランGTOのイメージリーダー的グレードとして登場したのが「MR」だった。4G32型(1.6L 直4)エンジンをDOHC化、ソレックスツインキャブで武装したものを搭載していた。76.9×86.0というロングストロークから発生される低速トルクは強力で、鋭い加速を見せたという。
三菱 ギャランGTO MR 主要諸元
●全長×全幅×全高=4125×1580×1310mm
●ホイールベース=2420mm
●車両重量=980kg
●エンジン型式・種類=4G32型・直4 DOHC
●排気量=1597cc
●最高出力=125ps/6800rpm
●最大トルク=14.5kgm/5000rpm
●トランスミッション=5速MT
●駆動方式=FR
●車両価格:112万5000円