2020年5月28日、日産が今後18カ月でグローバル市場への投入を計画している12車種の映像を公開した。
S30型フェアレディZようなシルエットを持つスポーツカーの姿と「Z」の文字も
日産は2020年5月28日、2019年度決算発表を開催。その中でCセグメント/Dセグメントモデル・電気自動車・スポーツカー開発に資源を集中すること、今後18カ月で12車種をグローバル市場に投入すること、日本市場には電気自動車を2モデルとeパワー搭載車を4モデル追加することなどを公表していた。
この記者発表が終わったあと、日産はひとつの動画を公開した。タイトルは「NISSAN NEXT:From A to Z」。その中で、未発表と思われるモデルのシルエットとともに、車種名がAではじまる電動SUV「ARIYA」、大型SUVの「ARMADA」、ピックアップトラックの「FRONTIER」、間もなく日本で発売される「KICKS」とアルファベット順に登場し、最後に「Z」が静かに現れる。
開発中止もささやかれた次期フェアレディZがいつフルモデルチェンジするのか、ガソリンエンジンを搭載するのか、はたまた電気自動車なのか、気になることは多いがこの動画だけではなんとも判断できない状況。しかし、人気の高いS30型フェアレディZをモチーフとしたかのようなデザインで、いまも開発を続けられていることは確かだ。続報を待とう。
ちなみに、今回の動画で挙がったモデル名は以下の12車種だ。
ARIYA/ARMADA/FRONTIER/KICKS/NAVARA/NOTE/MAGNITE/PATHFINDER/QASHQAI/ROGUE(X-TRAIL)/TERRA/Z
決算の数字はかなり厳しいものだったが、今後、投入されるニューモデルには期待ができそうだ。