2020年6月2日、トヨタ自動車はコンパクトミニバンのシエンタを一部改良するとともに、2列シートの新グレード「ファンベース G クエロ(TOYOTA Sienta G Cuero)」を設定して発売した。

ファンベース G クエロはハイブリッドとガソリンを用意

2015年7月にフルモデルチェンジしたトヨタのコンパクトミニバン、シエンタは登場から5年が経過しようとしている。当時はそのフロントのライトまわりやリアドア、テールゲートなどその独特なエクステリアデザインに驚かされたものだが、使い勝手や燃費性能の高さも含めて評価は高い。実際、2019年の新車販売台数で3位(約11万1000台)につけるほど好調で、この勢いは2020年に入っても衰えていない。

この好調さは2列シート5人乗りのグレード「ファンベース」を2018年に新設したことも要因のひとつだろう。3列シートのミニバンとしてデビューしたが、ユーザーからの要望に応えるかたちで追加して販売台数を大きく伸ばしていたのだ。

このシエンタが2020年6月2日一部改良を受けて登場した。グレードのひとつ「G」と「ファンベース G」ではヘッドライトをLED化し、リアのスライドドアに近づくだけでドアを自動オープンする「ウェルカムパワースライドドア機能」も追加。また、オートキャンプや停電などの非常時に役立つ「アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)」をハイブリッドグレードにオプション設定している。このほかにも、ボディカラーに新色を追加するなどの変更が施された。

また、2列シートのファンベースに新グレード「ファンベース G クエロ」を設定したこともポイント。ファンベース Gをベースに、シートを合成皮革とスエード調の表皮に変更、オートレベリング機能付きのLEDヘッドライトやLEDフォグランプ、LEDテールランプなどをセットにした「LEDランプパッケージ」、インテリジェントクリアランスソナーを標準装備している。快適装備を充実化させた「G クエロ」は、3列シートモデルで従来から人気のグレードでもある。

画像: 今回の一部改良で追加されたファンベース Gクエロの内装。合成皮革とスエード調表皮のシートを装備している。乗車定員は5人。

今回の一部改良で追加されたファンベース Gクエロの内装。合成皮革とスエード調表皮のシートを装備している。乗車定員は5人。

トヨタ シエンタ 車両価格

ファンベース X【2列シート(定員5人)1.5L直4+CVT/FF】:180万9500円
ファンベース X【2列シート(定員5人)1.5L直4+モーター/FF】:222万7500円
ファンベース G【2列シート(定員5人)1.5L直4+CVT/FF】:205万7000円
ファンベース G【2列シート(定員5人)1.5L直4+モーター/FF】:242万3000円
ファンベース G クエロ【2列シート(定員5人)1.5L直4+CVT/FF】:217万3000円
ファンベース G クエロ【2列シート(定員5人)1.5L直4+モーター/FF】:253万9000円
X【3列シート(定員7人)1.5L直4+CVT/FF】:185万0200円
X【3列シート(定員6人)1.5L直4+CVT/4WD】:199万4300円
X【3列シート(定員7人)1.5L直4+モーター/FF】:226万8200円
G【3列シート(定員7人)1.5L直4+CVT/FF】:209万8000円
G【3列シート(定員6人)1.5L直4+CVT/4WD】:224万2000円
G【3列シート(定員7人)1.5L直4+モーター/FF】:246万4000円
G クエロ【3列シート(定員7人)1.5L直4+CVT/FF】:221万4000円
G クエロ【3列シート(定員6人)1.5L直4+CVT/4WD】:235万8000円
G クエロ【3列シート(定員7人)1.5L直4+モーター/FF】:258万円

This article is a sponsored article by
''.