2020年7月2日、トヨタ自動車はコンパクトカーのポルテとスペイドに特別仕様車「セーフティエディション(TOYOTA PORTE/SPADE Safety Edition)」を設定、発売した。車両価格は199万円〜224万4100円となる。
衝突被害軽減自動ブレーキやバックカメラなどを特別装備
トヨタのポルテとスペイドは、左側と右側で異なるデザインの施された左右非対称ボディを持つトールワゴンである。運転席側は前後に2枚のスイング式ドアを採用して背の高い5ドア乗用車と同じような雰囲気だが、助手席側は大きな1枚のスライド式ドアを採用して広い開口部を実現している。しかもスライド式ゆえ狭い駐車場でも乗り降りしやすいというメリットもあり、他モデルにない独自性からリピーターの多いモデルとしても知られる。
また、ポルテには丸や曲線を基調としたフロントマスク/リアデザインを、スペイドには直線的なデザインを施されるなど、異なる外装を採用されている。この両モデルに特別仕様車「セーフティエディション」が追加された。
「F」と「G」のグレードをベースとして、駐車スペースにおけるペダル踏み間違いを含む誤操作による衝突被害の軽減に寄与する、インテリジェントクリアランスソナー「パーキングサポートブレーキ(静止物)」を特別装備。このほかにも、後進時に後方視界を映像でナビ画面に表示するナビレディパッケージ(バックカメラ含む)や、ディスチャージヘッドライトやライト自動点灯/消灯システムなどをセットにしたHIDパッケージも採用し、グレード名のとおり安全性を高めたモデルとなる。
トヨタ ポルテ/スペイド 特別仕様車Safety Edition 車両価格
F セーフティエディション(FF):199万円
F セーフティエディション(4WD):214万4000円
G セーフティエディション(FF):209万0100円
G セーフティエディション(4WD):224万4100円