内外装の質感アップ。オーテック版も同様
エクストレイルは日産のミドルクラス SUVだ。初代は2000年に発表され、現行型は2013年に発表された3代目にあたる。現行型もデビュー以来7年を経過し、そろそろ次期モデルの登場も噂されている。
今回の仕様向上では、ボディカラーやインテリアの質感を向上して、より洗練されたイメージに昇華することを目指している。
エクステリアでは、フロントグリル、前後バンパー下部、ドアロアモール、バックドアフィニッシャーに、ダーククロームを採用。アウトドアハンドルはボディカラーと同色にした。さらに、アルミホイールは全車ダークカラーとして落ち着きのある上品な外観とした。(一部のグレードを除く)
インテリアでは、運転席&助手席パワーシートを標準装備。本革巻きマニュアルモード付きシフトノブも全車に標準装備し、山道などワインディングロード走行時の操作性を向上させている。「20Xi レザーエディション」、「20Xi レザーエディション V セレクション」、「20Xi ハイブリッド レザーエディション」にはオプション選択可能なブラックのレザーシートを用意した。
さらに、4WDのガソリン車は全グレードを特別仕様車のVセレクションとして、リーズナブルな価格設定としている。
搭載されるパワーユニットは、2Lの直4ガソリンエンジンと、それにモーターを組み合わせたハイブリッド。駆動方式は、いずれにも2WD(FF)と4WDを設定。トランスミッションは、マニュアルモード付きのエクストロニックCVTのみ。乗車定員は2列5人乗りが基本だが、ガソリン車には3列7人乗りも設定されている。
主な車両価格(税込み)は、ガソリン車が20Xi(2WD)の316万1400円〜20Xi レザーエディション Vセレクションの350万3500円。ハイブリッド車が20S ハイブリッド(4WD)の297万5500円〜20Xi ハイブリッド レザーエディション(4WD)の382万2500円。
また、日産の関連会社であるオーテックジャパンが手がける、エクストレイルをベースとしたカスタムカー「AUTECH(オーテック)」、「エクストリーマーX」、および、ライフケアビークル(LV)「助手席スライドアップシート」も、エクストレイルと同様に一部仕様向上し、11月5日より発売される。
主な車両価格(税込み)は、20Xi Vセレクション エクストリーマーX(4WD:2列)の341万1100円〜オーテック ハイブリッド iパッケージ(4WD)の412万5000円。