11月7、8日に栃木県ツイインリンクもてぎで開催されたスーパーGT選手権第7戦のGT500クラスで、予選2番手からスタートしたARTA NSX-GTが勝利。2位にModulo NSX-GT、3位にはRAYBRIG NSX-GTと表彰台を独占するだけではなく、出走したNSX-GT全5台がトップ5に入賞する快挙を達成した。
SC導入により混乱するピット
29周目にSC解除となり、すでにルーティンのタイミングを迎えていた各マシンは続々とピットイン。ピットレーンはカオス状態となり混戦模様の中団グループの順位に影響を与える。リスタート時にペースをコントロールしスタートダッシュに成功した100号車RAYBRIG NSX-GTは、マージンを稼いだ後に1周遅れてピットイン。混乱を避け3位グループの先頭でコース復帰した。
さらにその1周後にピット作業を終えた16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTも4位に順位を上げる。トップ2台はSC導入直前にピット作業を終えていた8号車NSX、64号車NSX。全車がピット作業を終えると3位以下に1分以上の差を付けてポジションを盤石なものにしていた。