11月7、8日に栃木県ツイインリンクもてぎで開催されたスーパーGT選手権第7戦のGT500クラスで、予選2番手からスタートしたARTA NSX-GTが勝利。2位にModulo NSX-GT、3位にはRAYBRIG NSX-GTと表彰台を独占するだけではなく、出走したNSX-GT全5台がトップ5に入賞する快挙を達成した。

ホームグラウンドで念願の勝利

トップを走行する8号車ARTA NSX-GTはその後も快調に周回し2位とのギャップを大きく広げていく。そして63周を走り切りトップチェッカーを受けた。今季3回のポールポジションを獲得しながら結果に結びつかなかった8号車NSXがついに勝利を挙げた。

2位に64号車Modulo NSX-GT、3位に100号車RAYBRIG NSX-GTと表彰台を独占するだけでなく、4位16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT、そして5位には終盤ポジションを上げた17号車KEIHIN NSX-GTが入賞するなど、1位から5位までをNSX-GT全5台が占める結果となった。

またシリーズランキングでは17号車NSXがトップに立ち、3台のNSXが最終戦で自力でチャンピオンを勝ち取れるポジションにランクアップした。

画像: ロングを任されたGT500クラス1年目の福住仁嶺、チームの信頼は厚い。

ロングを任されたGT500クラス1年目の福住仁嶺、チームの信頼は厚い。

画像: 3度目ならぬ4度目の正直、チャンピオンシップに間に合った!

3度目ならぬ4度目の正直、チャンピオンシップに間に合った!

GT500クラス 決勝結果

1位 8号車 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
2位 64号車 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
3位 100号車 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
4位 16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/笹原右京)
5位 17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
6位 37号車 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/山下健太)
7位 23号車 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
8位 39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
9位 12号車 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)
10位 38号車 ZENT GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
11位 19号車 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
12位 14号車 WAKO'S 4CR GR Supra(大嶋和也/坪井翔)
13位 36号車 au TOM'S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
14位 24号車 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーテンボロー)
15位 3号車 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)

画像: 2位、3位で満足はしていないが、HONDAにとって(久々に)明るいニュースなので今日は笑顔。

2位、3位で満足はしていないが、HONDAにとって(久々に)明るいニュースなので今日は笑顔。

GT500クラス ドライバーズランキング(上位10組)

1st 塚越広大/ベルトラン・バゲット(17号車 KEIHIN NSX-GT)51pt
2nd 平川亮 (37号車 KeePer TOM'S GR Supra)51pt
3rd 松田次生/ロニー・クインタレッリ(23号車 MOTUL AUTECH GT-R)49pt
4th 山本尚貴/牧野任祐(100号車 RAYBRIG NSX-GT)49pt
5th 野尻智紀/福住仁嶺(8号車 ARTA NSX-GT)48pt
6th 大嶋和也/坪井翔(14号車 WAKO'S 4CR GR Supra)47pt
7th ニック・キャシディ (37号車 KeePer TOM'S GR Supra)46p
8th 関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ(36号車 au TOM'S GR Supra)45pt
9th 中山雄一(39号車 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)42pt
10th 立川祐路/石浦宏明(38号車 ZENT GR Supra)37pt

画像: 2位37号車と同ポイントながら今季2勝の17号車がポイントリーダーに返り咲く。

2位37号車と同ポイントながら今季2勝の17号車がポイントリーダーに返り咲く。

写真:井上雅行(MM)

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