オンロードの性能は前号で確認済み。それでは新型ディフェンダーの性能はどうなのだろか。試す機会を得た。(Motor Magazine 2020年11月号より)

先進運転支援システム(ADAS)も充実

ランドローバーの歴史そのものと言っていいのがディフェンダーである。2世代目となる新型はショートボディの90とロングホイールベース版の110が用意され、それぞれにベースグレード、S、 SE、HSEが揃う。全車300ps/400Nmを発生する2L直4ターボエンジンを搭載する。現在のところ、ディフェンダーとの相性がいいかな、と思われるディーゼルエンジンは用意されていない。

この試乗会では、事前に試乗済みだったHSE以外を中心に試乗した。つまりこれでディフェンダーの全グレードに試乗できたのだが、一番好印象だったのはベースグレードである。価格は589万円。購入するならたぶんこれを選択する。

ちなみにディフェンダー 90は、499万円。これはかなり魅力的な価格設定である。ディフェンダーは全モデル共通で標準装備が充実していて、たとえばナビ、レーンキープアシスト、360度パーキングエイド、エマージェンシーブレーキ、 3Dサラウンドカメラなどがある。これでかなり満足できるのである。

画像: 110はエアサスペンションを装着。アプローチアングル38度、デパーチャーアングル40度を持つ本格的オフローダーだ。

110はエアサスペンションを装着。アプローチアングル38度、デパーチャーアングル40度を持つ本格的オフローダーだ。

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