シリーズ全7戦で開催される2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権は、これまで6戦を消化し平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)が同ポイントで並び、残すは最終戦のみとなった。

第4戦は野尻智紀がポール・トゥ・ウィン

11月15日に大分県オートポリスで開催された第4戦は、ポールポジションからスタートした野尻智紀(TEAM MUGEN)がタイヤ交換消化組のトップをキープ。ピットインを先に延ばした山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)と見えないトップ争いを繰り広げるが、最後は僅差で野尻がトップチェッカー。2位には山本が入賞し、共にシリーズチャンピオン争いで上位につける。牧野は3位入賞で初表彰台となった。

1位 野尻智紀(TEAM MUGEN)
2位 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)
3位 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RCING
4位 国本雄資(carrozzeria Team KCMG)
5位 山下健太(KONDO RACING)
6位 松下信治(Buzz Racing with B-Max)

画像: 第4戦優勝 野尻智紀(TEAM MUGEN)

第4戦優勝 野尻智紀(TEAM MUGEN) 

第5戦、今度は山本尚貴が完璧なレース運び

第5戦、第6戦はそれぞれ12月5日、6日にワンデイレースとして鈴鹿サーキットで開催された。土曜日の第5戦では午前中の予選でポールを獲得した山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)が決勝でもトップを譲ることなくポール・トゥ・フィニッシュ。優勝の20ptにポールの3pt、合計23ポイントを加えシリーズランキング首位に浮上した。一方、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はレース終盤のアクシデントに巻き込まれノーポイント、ランキング2位に後退した。

1位 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)
2位 中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
3位 国本雄資(carrozzeria Team KCMG)
4位 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
5位 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM'S)
6位 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

画像: 山本尚貴が第5戦のポールスタート

山本尚貴が第5戦のポールスタート

画像: 第5戦優勝 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)

第5戦優勝 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)

画像: 左より2位中嶋一貴 優勝山本尚貴 3位国本雄資

左より2位中嶋一貴 優勝山本尚貴 3位国本雄資

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