シリーズ全7戦で開催される2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権は、これまで6戦を消化し平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)が同ポイントで並び、残すは最終戦のみとなった。

キャシディがポールも、優勝はルーキー大湯のものに

JAFグランプリとして開催された日曜日の第6戦、ポールはニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM'S)が獲得。決勝でもトップを快走するが9周目に突然のエンジントラブルが発生しストップ。これでフロントロウからスタートした大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)がトップに立ち、タイヤ交換後も首位をキープ。トップチェッカーを受けルーキーにして初勝利を挙げた。ポイントリーダー山本尚貴はレース序盤にリタイアする一方、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は7位入賞し4ポイントを追加。これで山本と同ポイントで並ぶこととなった。

1位 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
2位 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION)
3位 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
4位 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
5位 野尻智紀(TEAM MUGEN)
6位 山下健太(KONDO RACING)

画像: ニック・キャシディがトップ快走するもエンジントラブルでリタイア

ニック・キャシディがトップ快走するもエンジントラブルでリタイア

画像: 第6戦優勝 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

第6戦優勝 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

画像: スクール時代の恩師、佐藤琢磨に祝福される大湯都史樹

スクール時代の恩師、佐藤琢磨に祝福される大湯都史樹

スーパーGTの再現か?!並び立つ両雄

全7戦中6戦を終了し、平川亮と山本尚貴が共に55ポイントで並び12月20日の最終戦を迎える。場所は劇的なスーパーGT最終戦の舞台となった富士スピードウェイ、そう、ラスト数百メートルでの逆転劇の主人公となった2人が、今度はスーパーフォーミュラでファイナルバトルを演じる。もちろん優勝すればチャンピオン決定だが、2位でも相手より先にゴールすればタイトル獲得となる。

画像: 平川亮 スーパーGTで掴みそこなった栄冠をスーパーフォーミュラで取り戻せるか

平川亮 スーパーGTで掴みそこなった栄冠をスーパーフォーミュラで取り戻せるか

画像: 山本尚貴 2018年以来、2度目のダブルタイトル獲得に手が届くポジションに

山本尚貴 2018年以来、2度目のダブルタイトル獲得に手が届くポジションに

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