世の中が大きく変わった2020年も、多くのニューモデルが登場した。Webモーターマガジンでも「ニューモデル写真蔵」で紹介したモデルから、人気のあった(閲覧数の多かった)10台を年末年始スペシャルとしてプレイバック。第8位は「ホンダ フィット」だ。

心地良さと安全装備の充実が人気の要因か

新型フィットは、歴代フィットが築き上げた優れて性能や機能をベースに、安心感のある「心地よい視界」、快適な「座り心地」、快適な「乗り心地」、そして快適な移動をサポートする「使い心地」の、数値では表せない価値「4つの心地よさ」を提案している。

従来のような装備などの違いでタイプを設定するのではなく、ユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせて選べる5つのタイプを設定した。その5つとは、シンプルで自分らしさが光る「ベーシック」、生活になじむデザインと快適性を備えた「ホーム」、毎日をアクティブに過ごしたい人のための「ネス」、週末に出かけてくなるエンジョイライフに応える「クロスター」、洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュな「リュクス」となっている。

パワートレーンは、1.5Lガソリンエンジン+2モーターのハイブリッド「e:HEV」と、1.3Lガソリンエンジンの2種。ミッションは、ハイブリッドは電気式無段変速機、ガソリンエンジンは新開発のCVTとなる。駆動方式は、いずれにもFFと4WDが設定されている。

先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全タイプに標準装備され、またホンダ車専用車載通信モジュール「ホンダコネクト」を日本国内では初搭載している。

フィットの購入ポイントとしては、心地良い視界、e:HEVの乗り心地の良さ、そして全グレードに標準装備された先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」などが要因とされている。(写真:井上雅行)

フィット ホーム 主要諸元

●全長×全幅×全高:3995×1695×1515mm
●ホイールベース:2530mm
●重量:1180kg
●エンジン種類:直4 DOHC
●排気量:1317cc
●最高出力:72kW<98ps>/6000rpm
●最大トルク:118Nm<12.0kgm>/5000rpm
●トランスミッション:CVT
●WLTCモード燃費:20.2km/L
●タイヤサイズ:185/60R15
●税込み車両価格:171万8200円

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