2021年1月8日、ホンダは軽乗用車の「N-BOX(エヌボックス)」シリーズが、2020年暦年の新車販売台数第1位を獲得したと発表。N-BOXは、これで4年連続で新車販売台数第1位を獲得したことになる。
「軽四輪⾞」の新⾞販売台数においては6年連続のナンバーワン!
N-BOXは、ホンダの軽ハイトワゴンだ。ホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」の第1弾として、初代は2011年に発売され、現行型の2代目は2017年にフルモデルチェンジ。そして2020年12月末に初のビッグマイナーチェンジが発表されたばかりだ。
そんなN-BOXは、2020年暦年(1月〜12⽉)における販売台数が19万5984台(全国軽自動車協会連合会=全軽自協 調べ)となり、登録⾞を含む新⾞販売台数において第1位(日本自動車販売協会連合会および全軽自協 調べ)を獲得した。
N-BOXの首位獲得は、新⾞販売台数においては4年連続、軽四輪⾞新⾞販売台数においては6年連続となる。新⾞販売台数において4年連続で第1位を獲得したのは、ホンダとしては初めての記録だ。
N-BOXが多くのユーザーから好評を得ている理由には、軽乗⽤⾞最⼤級(2020年12月時点)の室内空間や存在感のあるデザインに加え、全タイプに標準装備とした先進の安全運転⽀援システム「ホンダ センシング」や、優れた⾛⾏性能および燃費性能などがあげられる。
前述のように、N-BOXは2020年12月末のビッグマイナーチェンジで内外装を刷新。N-BOXの世界観を広げるコーディネートスタイルを追加した。ライバルの軽自動車やコンパクトカーなど、多くのモデルがN-BOXを追従しているが、はたして、その牙城を崩すモデルは登場するのだろうか。
ちなみに、2020年末までのN-BOXシリーズ(N-BOXプラス、N-BOXスラッシュを含む)の累計販売台数は、191万0058台となっている。