ジープのピックアップトラック「グラディエーター」の日本導入が決まった。2021年1月14日、FCAジャパンは2020年の販売実績と今後の経営展望を発表。その中でジープの新型車の日本導入計画を明らかにしているが、その中の1台がピックアップトラック「グラディエーター」となる。では2021年内に発表されるというグラディエーターはどのようなモデルなのだろうか。

ディーゼルターボ仕様も存在するが・・・

北米仕様のジープ グラディエーターに搭載されるエンジンは3.6L V6ガソリン(285ps/260lb.ft<352.5Nm>)が標準で、オプションで3L V6ディーゼルターボ(260ps/442lb.ft<599.3Nm>)も選択できる。組み合わせられるトランスミッションは6速MTと8速ATが設定される。駆動方式は副変速機付きのフルタイム4WDだ。

兄弟車のジープ ラングラーの日本仕様のパワーユニットには2l直4ターボやPHVも用意されているが、日本仕様のジープ グラディエーターがどのパワーユニットを搭載してくるのか興味深いところだ。

ジープ グラディエーターは武骨なオフロードピックアップながら、快適装備もジープ ラングラーに準じる。デュアルゾーンオートエアコンやBluetooth対応オーディオに9スピーカー搭載と、快適装備に抜かりはない。

画像: SUVで多く用いられるt字型をベースにインフォテイメントシステム、デュアルオートエアコン、Blutooth対応オーディオを装備し、現代的な快適さを実現している。

SUVで多く用いられるt字型をベースにインフォテイメントシステム、デュアルオートエアコン、Blutooth対応オーディオを装備し、現代的な快適さを実現している。

安全装備もジープ ラングラーに準じ、エアバッグ、ABS、スタビリティコントロールなどを標準装備。先進運転支援システムでは、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスティテクション、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)、前面衝突警報警報(クラッシュミティゲーション付)、パークビューによるパーキングアシスト機能が搭載される。トヨタ ハイラックスと比較すると安全装備の内容は一世代前のものだが、システムの介在が少ない分、ドライバーが自動車をコントロールする領域も広く、腕に覚えのある運転手には好まれそうだ。

ジープ グラディエーターの日本導入は2021年中が予定されるが、詳細な日程やスペックはまだ発表されていない。また、新型グランドチェロキーが2021年中に発表されることがアナウンスされたほか、グランドワゴニアの復活も期待されている。

ジープ グラディエーター ディーゼル 主要諸元

●全長×全幅×全高:5591×1894×1905mm
●ホイールベース:3488mm
●車両重量:2294kg
●エンジン:V6DOHCディーゼルターボ
●排気量:2987cc
●最高出力:194kW(264ps)/3600rpm
●最大トルク:600Nm/1400-2800rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:軽油・71L
●WLTP燃費:10.2-10.5km/L
●最高速:177km/h
●0→100km/h加速:8.6秒
※北米仕様

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