3008はガソリン/ディーゼル/PHEVの3体系に

パワートレーンは、1.6L PureTechガソリンターボエンジン、2L BlueHDiクリーンターボディーゼル、プジョー初となるPHEV(プラグインハイブリッド=ガソリンエンジン+電気モーター+外部充電可能なバッテリー搭載)の4WDモデルという3種類。

プラグインハイブリッド4WDは、PHEV専用トランスミッションe-EAT8に内蔵された110ps/320Nmの電動モーターでフロントを駆動、リアに独立した112ps/166Nmの電動モーターを搭載、これに13.2kWhのバッテリーを組み合わせ、200ps/300Nmの1.6L PureTechガソリンターボエンジンとあいまって、トータル出力300ps/520Nmというプジョー市販モデル最強のパワーを誇る。

なお、このプラグインハイブリッド4WDには、バッテリーのみで走行できるELECTRICモード、リアモーターが後輪も駆動して4輪のトラクションを最大化する4WDモード、ダイナミックな走行のためにエンジン主体で駆動するスポーツモード、エネルギー効率の良い走行を行うハイブリッドモードの4つのドライブモードを選択できるシステムも搭載される。

バッテリーへの充電は普通充電に対応、200V/3kWで約5時間、200V/6kWで約2時間半でフル充電できる。また、スマートフォンのアプリを利用して行う、リモートチャージングやプリコンディショニングといったeリモートコントロールにも対応している。

ちなみに、1.6L PureTechターボガソリンエンジンは燃費改善が施され、燃費がWLTCモードで15.6km/L(従来13.4km/L)と大幅に改善している。

最新の先進運転支援システム(ADAS)は最上級モデル「508」と同等のものを採用。自動車、二輪車、歩行者に対応した夜間検知機能付きの自動緊急ブレーキや、全車速対応型のアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援機能、ブラインドスポットモニター、インテリジェントハイビーム、道路標識の読み取り機能などが全グレードに標準搭載し、オプションを追加する必要がない仕様となっている。

グレードは、アルカンタラシートにグリップコントロールを備えた充実装備の「GT」と、安らかな心地よさを感じさせる「アリュール」の2種類を設定。ただし、プラグインハイブリッド4WD搭載モデルはGT仕様の「GT ハイブリッド4」のみの設定となる。

ボディカラーは全5色。208およびSUV 2008で好評のヴァーティゴブルーの他に、パールホワイト、プラチナグレー、セレベスブルー、ペルラネラブラックを用意する。

新しいプジョー3008のラインアップ/車両価格は次の通り。

プジョー3008 ラインアップ

アリュール(1.6L直列4気筒ターボ):397万6000円
アリュールBlueHDi(2L直列4気筒ターボディーゼル):432万円
GT(1.6L直列4気筒ターボ):439万2000円
GT BlueHDi(2L直列4気筒ターボディーゼル):473万6000円
GTハイブリッド4(1.6L直列4気筒ターボ+2モーター):565万円

なお、新しいプジョー3008の登場にあわせて配信されているTVCMの中で、坂本龍一氏の「Before Long」が使用されている。これは新しい3008のコンセプト「未来を美しく走破する」をイメージして坂本龍一氏自身が選曲したもので、坂本龍一氏は「クルマの上品で美しい曲線に曲調が合うのではと思い選びました。 速くはない、それほど軽快でもない、でもいいかたちでテンポが進んでいく曲なので、映像にも合うと考えました」と語っている。

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