2021年2月5日、日産自動車(以下、日産)は大型SUVの「パスファインダー」とミッドサイズ ピックアップトラックの「フロンティア」の新型を、北米市場で2021年夏より販売開始すると発表した。(タイトル写真は上がパスファインダー、下がフロンティア)

アグレッシブなデザインに性能も向上させた新型フロンティア

画像: キングキャブ(エクステンデッドキャブ)と写真のクルーキャブ(ダブルキャブ)を設定。

キングキャブ(エクステンデッドキャブ)と写真のクルーキャブ(ダブルキャブ)を設定。

フロンティアもパスファインダー同様、海外専用のピックアップトラックだ。1997年に発表された初代はダットサントラックの北米仕様だったが、2005年に発表された2代目から専用ボディとなり、今回の新型は4代目にあたる。

新型フロンティアのサイズは、全長5340〜5692×全幅1854×全高1821〜1840mm、ホイールベースは3200〜3550mm(編集部換算値)と、北米ではミッドサイズといわれているが、日本では持て余しそうな大きさだ。

エクステリアは、アグレッシブでモダンなスタイルと、日産を象徴する「ダットサントラック」から着想を得たデザインを組み合わせている。インターロッキングデザインの新型ヘッドランプと堅牢さを表すグリル、そしてはっきりとした輪郭のフードを備えた力強いフロントエンドが特徴。どこでも走れる地上高を持ちながらも安定感を感じる佇まいと、重厚な垂直状フェンダーが耐久性と屈強さを印象付ける。リア部分は、機械で削り出されたような立体的な形状のテールランプが、リアゲートとボディサイドをしっかりと固定しているように配置され、堅牢さを演出している。

画像: センターダッシュに7インチのアドバンスド ドライブアシスタント ディスプレイを装備する。

センターダッシュに7インチのアドバンスド ドライブアシスタント ディスプレイを装備する。

インテリアは、力強い印象を与えるエクステリアとシームレスに調和させながら、インテリアを実用的かつモダンな雰囲気にデザインしている。さまざまな情報を映し出す7インチのアドバンスド ドライブアシスタント ディスプレイを装備し、センタークラスターはシンプルで直感的な操作が可能なデザインとしている。疲労感を低減させるゼログラビティシートも装着している。

パワートレーンは、310hpと381Nm(編集部換算値)を発生する3.8Lの直噴V6エンジンに9速ATを組み合わせる。駆動方式は、パートタイム式4WDと2WD(FR)を設定。

オフロードモードを備えたインテリジェント アラウンドビューモニターや日産セーフティシールド360など、多くの先進技術や安全機能も搭載している。

なお、パスファインダー、フロンティアとも、現在のところ日本での販売は予定されていない。

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