動画撮影で竹岡 圭さんが508SWに試乗
さすがに勘違いする読者はいないと思うが、メインカットは担当者ではない。オッサンが出てくるより、素敵な女性が登場した方が、このページの注目度も上がると思い、今月のメインカットはモータージャーナリストの竹岡 圭さんにご登場いただいた。
実はこれ、長期テスト車の508SWの動画を撮影したときの1シーンなのである。竹岡さんが508SWをどのように評価、コメントしているか気になる人は、ぜひYouTubeのモーターマガジンMovie「竹岡 圭の今日もクルマと」をご覧いただきたい。そこでは508SWの他にもリフターや新型208、新型SUV 2008などのプジョー車も登場しているのでかなり楽しめるはずである。(動画はこの記事末にも掲載しています)
扱いやすい508SWの小径ハンドル
ところで竹岡さんは、プジョーの小径ハンドルは非力な女性でも操作しやすくていい、と言う。担当者は非力でも怪力でもないと思うが、それでもこの小径ハンドルはとても扱いやすいと感じている。最初こそ違和感があったが、それも2、3日するとすっかり慣れてしまった。
さらに形状が楕円形なのもいい。運転に慣れていない人は、ハンドルを回した時に、どのくらい回したのか、今、タイヤがどの方向を向いているのかがわからなくなってしまう人もいると聞くが、プジョーの楕円形のハンドルは、上部と下部のデザインも違っているので、回していても、そうした混乱は少なくて済みそうだ。
ではもうひとつのプジョーのアイコン、iコックピットはどうか。これにはハンドルの上からメーターを見ることでハンドルに蹴られて見えない部分を少なくする、という狙いもある。なるほどそのとおり。すべての表示をひと目で確認することができる。これも竹岡さん曰く、「ハンドルが邪魔してあまり見やすくないメーターもあるけど、508SWはすべて見えていい」とお褒めいただいた。
なんだか自分が褒められているようでとても気恥ずかしいが、普段はなにげなく使っている(またはすっかり慣れてしまっている)部分にも、それだけ魅力があるということだ。そしてこの508SWは今、間違いなく人に勧められる一台だな、と改めて感じている。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充)
■第7回/2020年11月19日~12月19日(7カ月目)のデータ
・オドメーター:1万5397km
・走行距離:1735km
・給油量:128.0L
・実燃費:13.6km/L