2021年3月5日、FCAジャパンはフィアット500/500Cに、イエローのボディカラーを採用した限定車「Mimosa 2(ミモザ 2)」を設定し、3月20日より250台限定で販売すると発表した。

イタリアで「女性の日」に贈られるミモザの花をイメージしたボディカラー

画像: ハッピーイエローのボディカラーが鮮やかな、フィアット500 ミモザ 2。

ハッピーイエローのボディカラーが鮮やかな、フィアット500 ミモザ 2。

フィアットのコンパクトカー、500(チンクエチェント)とカブリオレモデルの500C(チンクエチェント シー)には、年に何回か特別限定車が登場する。今回の「ミモザ 2」は、2020年に発売されて好評だった「ミモザ」の復刻版ともいえるかもしれない。

3月8日は、女性の社会での活躍を祝う「国際女性デー」だ。イタリアではミモザ(アカシア)の花が咲きそろうこの時期に、男性が大切な女性にミモザの花を贈る習わしがある。今回の限定車は、そのミモザの花をイメージした日本向けの限定車だ。

「ハッピーイエロー」と呼ばれる明るいイエローのボディカラーは、ミモザ 2の専用色だ。フィアット 500の愛らしいスタイルを引き立てている。ブラックのエクステリアミラー ハウジングも専用アイテムで、黄色いボディとのコントラストがエクステリアを引き締めるアクセントとなっている。500C ミモザ 2では、カブリオレのキャンバストップに明るいベージュを採用し、リアビューを華麗に飾っている。

インテリアでは、ボディとコーディネートしたイエローのインストルメントパネルを採用し、ポップな車内を明るく彩っている。

画像: ボディとコーディネートしたイエローのインストルメントパネル。

ボディとコーディネートしたイエローのインストルメントパネル。

500/500C ミモザ 2は、アイドリングストップ機能付き1.2Lエンジンを搭載した「1.2 ポップ」がベース。アップル カープレイやアンドロイド オートに対応するオーディオプレイヤーやアイボリーのレザー調ステアリング、キーレスエントリーなどはベース車と同様に標準装備されている。

車両価格(税込み)は、500 ミモザ 2が208万円、500C ミモザ 2が274万円で、いずれもベース車の8万円高となっている。前述のとおりエンジンは直4の1.2Lで、組み合わされるトランスミッションは5速デュアロジックAMT。ハンドル位置は右のみの設定だ。

限定台数は、500 ミモザ 2が200台、500C ミモザ 2が50台。乗る人を明るく元気な気分にしてくれそうな500/500C ミモザ 2。少し暗い雰囲気の世の中だから、開放的な気分で過ごしたいこれからの季節にはピッタリな1台になりそうだ。

画像: 500C ミモザ 2のキャンバストップには明るいベージュを採用している。

500C ミモザ 2のキャンバストップには明るいベージュを採用している。

■フィアット500 ミモザ 2<500C ミモザ 2> 主要諸元

●全長×全幅×全高:3570×1625×1515<1505>mm
●ホイールベース:2300mm
●車両重量:990<1030>kg
●エンジン:直4 SOHC
●総排気量:1240cc
●最高出力:51kW(69ps)/5500rpm
●最大トルク:102Nm(10.4kgm)/3000rpm
●トランスミッション:5速AMT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・35L
●WLTCモード燃費:18.0km/L
●タイヤサイズ:175/65R14<185/55R15>
●車両価格(税込):208万円<274万円>

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