2021年3月17日、トヨタは欧州マーケット向けコンパクトカー(Aセグメント)のコンセプトモデル「アイゴXプロローグ」の公開を行った。

スパイスの効いた新たなコンパクトカー像

欧州市場に向けた新たなコンパクトカー(Aセグメント)の提案として、トヨタはコンセプトモデル「アイゴXプロローグ」の公開を行った。2005年の欧州投入以来、その親しみやすさから若者を魅了し続ける「アイゴ」をベースに考えられたモデルで、そのデザインを担ったのがフランス・ニースに拠点を置くトヨタのデザインスタジオED2だ。

ED2のデザイナーがまず取り組んだのが、アイゴのDNAにスパイスを付け加えることだった。つまり、親しみやすい=イイ子ちゃんだったアイゴに、腕白さを付け加えよとしたのだ。

画像: 欧州で人気のアイゴのDNAにスパイスを効かしたデザインを探求したという。

欧州で人気のアイゴのDNAにスパイスを効かしたデザインを探求したという。

クロスオーバーを思わすフォルムに、くさび形状のルーフラインや、矢じりを思わせるヘッドライト形状、大型のフロントグリルなどが、そのアグレッシブな存在感を強烈にアピールしている。そして、遊び心も忘れていない。リアのスキッドプレートに自転車のキャリアー、ドアミラーにはアクションカメラが装着される。

ボディカラーは、スパイスたっぷりのエクステリアを意識してレッドを採用。それも、ブルーのフレークが散りばめられたもので、「スパークリングチリレッド」という名称だ。半端じゃなくスパイシーなクルマだなんだぞ、ということなのだろう。

小さな体で街中から海、山へと、場所を選ばずタフに、そして楽しくモビリティが楽しめる。アイゴXプロローグは、トヨタが描くコンパクトカー(Aセグメント)の未来の姿なのだ。

画像: フロントだけでなく、そしてサイドそしてリアのフォルムも大胆だ。ちなみにボディカラーは「スパークリングチリレッド」。

フロントだけでなく、そしてサイドそしてリアのフォルムも大胆だ。ちなみにボディカラーは「スパークリングチリレッド」。

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