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3代目トヨタ ヴィッツは市場が求める「よくできたコンパクトカー」に進化していた【10年ひと昔の新車】
2010年12月、トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」(現行ヤリス)がフルモデルチェンジし、3代目となる新型が登場した。6年ぶりの全面刷新でヴィッツはどう変わったのか。デビュー間もなく行われた国内試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年3月号より)
クルマの停止と同時にすぐエンジンが止まるアイドリングストップ
ヴィッツは1999年に初代モデルが発売されたが、ここまで12年、世界での販売累計は350万台にも達している。トヨタの屋台骨を支えるモデルに育ったわけだが、未来を見通してみると、プリウスと並びさらにその存在の重要度が増していくことは間違...
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フィアットが次期パンダ/ティーポの試作モデルを公開、7月の 125 周年記念式典で正式発表か!?
2024年2月25日(現地時間)、フィアットは本国イタリアでブランドの次のステップとなるコンセプトカーを発表した。次期パンダあるいはティーポを示唆するコンパクトカーで、新しいプラットフォームをベースに「シティカー」「ピックアップ」「ファストバック」「SUV」「キャンパー」を開発してファミリーを形成してグローバルに展開するとともに、地域ののニーズに合わせたローカルなモデルも製造できるとしている。その最初のモデルは7月11日、ブランド 125 周年記念式典中に発表され、その後、それに続いて毎年ニューモデルを発表していくという。
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アウディA1はブランドの価値観が巧みに盛り込まれたコンパクトカーだった【10年ひと昔の新車】
2007年の東京モーターショーで「メトロプロジェクトクワトロ」、2008年のパリサロンで「A1スポーツバックコンセプト」を発表するなど、コンパクトカー市場への参入を図っていたアウディが、2010年3月、ついにコンパクトカー「A1」を発表した。さらなる勢力拡大を目指すアウディにとって、コンパクトカー「A1」にはどんな意味があったのか。ここでは2010年春にドイツ・ベルリンで行われた初代A1国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年8月号より)