プジョーのBセグメントモデル2車種が欧州ベストセラー車トップ5に入る
現行型のプジョー208は2019年のジュネーブ モーターショーでワールドプレミアされ、日本には2020年7月から導入されている。2020 ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞し、フルEVのe-208も日本に導入されている。
そのプジョー 208は、2021年1〜2月の2カ月連続でヨーロッパのベストセラー ランキングのトップに立っている。単月と累月の両方で1位になったのは、プジョー ブランドの歴史上で初めてのことだという。
また、プジョー 208をベースとしたコンパクトSUVのプジョー 2008の販売も好調だ。現行型の2008は2019年に欧州で発表された2代目で、日本には2020年9月から導入されている。2008も208同様、フルEVのe-2008をラインアップし、2008と同時に日本デビューを果たしている。
プジョー 2008も208と同様に、ヨーロッパにおける販売実績が好調だ。市場全体では21%もの減少傾向にある中で、前年の2020年と比較して販売台数を64%も増加し、2021年2月単月で3位、累計実績で4位となっている。
以前に、プジョー ブランドの車両がこのような高いポジションを占めたのは、2008年3月のことだった。それから13年を経ていることを考えると、これは特筆すべき快挙といえるだろう。プジョーでは、ブランドの全チームが数年間にわたって行ってきた粘り強い取り組みの成果でもあり、非常に勇気づけられる結果であるという。
現在、プジョーはロゴの刷新のさなかにあり、これを装着した新型308がワールドプレミアされたばかり。208と2008、この2台のBセグメント車の確固たる成功は、今後のプジョー ブランドの戦略性を裏付けるものとなることだろう。