こんなカスタマイズモデル、せひ市販して欲しい!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった東京オートサロン 2021だが、日産は出展予定だったカスタマイズモデルを専用Webサイトでオンライン公開していた。だが、「やっぱり実車が見てみたい!」というファンの声に応えて、2021年4月23日(金)まで、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで「日産 カスタマイズ 2021」の特別展示会を開催中だ。
ここでは、とくに注目されている3モデルを紹介しておこう。
■NV350キャラバン オフィスポッド コンセプト
ビジネスバンのNV350キャラバンに、自由な働き方にあわせて好きな場所でデスクワークができる「オフィスポッド」を組み合わせたコンセプトカー。
エクステリアは、マットブラックとホワイトのボディに独特のグラフィックをあしらい、前後オーバーフェンダーも装着してオンロード/オフロードともこなせるオールラウンダーをイメージしている。
オフィスポッドは、都会では車内に格納してプライベートで安全な空間に、自然の中ではバックゲートから引き出して開放的な空間を演出する。ルーフにはバルコニーも装着されている。これからの「ワーケーション」の時代には、ピッタリの1台かもしれない。
■ノート プレイギア コンセプト
2021年12月にフルモデルチェンジされた新型ノート e-POWERがベースのコンセプトカー。エクステリアにはスポーティなエアロパーツと17インチアルミホイール、そして存在感のあるルーフボックスを装着。
ボディカラーはマットダークグレー メタリックにマットピンクゴールドのアクセントカラーを配し、ノーマルのノートからイメージを一新して1ランク上のモデルに見える。
インテリアはノーマルのままだが、エアロパーツ類はオプション設定されているものがベースだ。したがってノートのオーナーなら、その気になれば同様のカスタマイズは可能なようだ。
■NV350 キャラバン ES モビリティ コンセプト
こちらもNV350キャラバンがベースだが、トランスポーターのプロショップであるOGUshowとコラボレーションして、仕事場と遊び場を自由につなぐためのカスタマイズを施したコンセプトカー。
前述のオフィスポッド コンセプトと同様「ワーケーション」を想定しているが、より現実味を帯びている。サーフェススピーカーや電子調光シェード、電子シェード付きサンバイザーなど、日産が現在企画中のアクセサリー商品のプロトタイプも搭載している。
「日産 カスタマイズ 2021」特別展示会では、このほかにも2021年後半には発売予定のクロスオーバーEV「アリア」をはじめ、オーテックジャパンがプロデュースしたノート/キックス/エルグランドや、GT-R NISMO、リーフ NISMO、そしてスーパーGT 2020のGT300クラス チャンピオンカーのリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rなども展示中。
前述のように、展示期間は2021年4月23日(金)まで。一部の車両については、展示期間が異なる場合もある。「やっちゃえ、NISSAN!」のユニークなカスタマイズモデルは、日産ファンでなくてもクルマ好きなら見ておきたいところだ。
■日産 グローバル本社ギャラリー
住所:〒220-8686 神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
営業時間:10時〜20時
入場料:無料
※休館日は不定期なので、日産 グローバル本社ギャラリーのホームページで確認されたい。