2020年11月24日、日産自動車(以下、日産)はコンパクトカーのノートをフルモデルチェンジした。そのディテールを写真で紹介しよう。

大きく進化したスタイルは従来型よりサイズダウン

ノートは、サニーやパルサーに代わる日産の新世代コンパクトカーとして初代が2005年にデビュー。今回のモデルは3代目にあたる。

スタイリングは、2021年に発売予定のクロスオーバーSUVの電気自動車「アリア」と共通したイメージの、新しい日産デザインでまとめられている。国内市場向けモデルでは初めて日産の新しいブランドマークも装着された。

サイズ的には、従来型より全長が55mm、ホイールベースも20mm短くなったが、室内の広さはクラストップを維持している。インテリアも、アリア譲りの先進一体型バイザーレスディスプレイを採用するなど、未来感覚にあふれている。

パワートレーンは、1.2Lの直3エンジンで発電し、モーターで駆動する「e-Power」のみとなった。システムの進化で、よりEVに近い力強く上質な走りを実現しているという。

ナビリンク付きのプロパイロットをはじめ運転支援技術の装備も充実している。コンパクトカーの市場では、トヨタ ヤリスとホンダ フィットが鎬を削り合っているが、新型ノートの参入で、この市場はさらに激戦区となりそうだ。

ノート X 主要諸元

●全長×全幅×全高:4045×1695×1520mm
●ホイールベース:2580mm
●重量:1220kg
●パワーユニット種類:直3 DOHC+モーター
●排気量:1198cc
●エンジン最高出力:60kW<82ps>/6000rpm
●エンジン最大トルク:103Nm<10.5kgm>/4800rpm
●モーター最高出力:85kW<116ps>/2900ー10341rpm
●モーター最大トルク:280Nm<28.6kgm>/0-2900rpm
●WLTCモード燃費:28.4km/L
●タイヤサイズ:185/60R16
●税込み車両価格:218万6800円

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