2021シーズンのF1グランプリでなかなか好調なスタートを切ったホンダは、2021年3月23日(火)〜4月19日(月)まで期間限定で、歴代のF1マシンをウエルカムプラザ青山に展示している。今回、そのディテールを写真とともに紹介しよう。

「サプライズ」のマシンは、テストカーのRA099だった!

2021年シーズンのF1グランプリが開幕する直前の2021年3月23日(火)、ホンダはこれを記念して東京・青山本社の展示スペース「ウエルカムプラザ青山」で歴代のF1マシンを展示するイベントを開始した。4月19日(月)まで展示の予定で、現在も行われている。

ホンダはF1ラストシーズンの開幕でなかなか好調なスタートを切り、そして展示イベント開催からおよそ1週間が経過した3月末頃、この展示スペースに新たなマシンが加わった。実はイベント開催時に「サプライズのマシンが追加展示される」とアナウンスされていたのだが、その存在は隠されていた。

新たな展示マシンは2000年からエンジン サプライヤーとしてF1に復帰するホンダが、1999年に製作したテストカー、RA099だった。テストドライバーはなんと、現在レッドブル ホンダのドライバーであるマックス・フェルスタッペンの父、ヨス・フェルスタッペンである。しかもマックスは幼少の頃、このマシンに座ったことがあるという。

テストカーゆえスポンサーのないホワイトボディのRA099が加わり、現在ウエルカムプラザ青山に展示されているF1マシンは、以下の5台だ。

●ホンダ RA300(1967年)
●ロータス ホンダ 99T(1987年)
●ホンダ RA099(1999年)
●ホンダ RA106(2006年)
●レッドブル レーシング ホンダ(2021年カラーモデル)

また、マシンとは別に、以下のエンジンも展示されている。

●ホンダ RA168E(1988年)
●ホンダ RA806E(2006年)
●ホンダ RA619H(2019年)

これだけのF1マシンやエンジンを一度に見られる機会は、ツインリンクもてぎのホンダ コレクションホールに行っても滅多にないこと。ウエルカムプラザ青山には連日モータースポーツ ファンが多く来場しているという。

2021シーズンでF1からの撤退を表明しているホンダだが、ルーキーの角田選手も開幕から健闘しているし、今後の活躍に期待したいところだ。

■ホンダ ウエルカムプラザ青山

・住所:〒107-8556 東京都港区南青山2-1-1 ホンダ青山ビル1F
・開館時間:10:00〜18:00
・休館日:ゴールデンウイーク、夏季休館、年末年始
・入場料:無料
※開館時間は変更される場合があるので、事前にホームページなどで確認されたい

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