2021年6月4日、グループPSAジャパンはDSオートモビルのフラッグシップSUV「DS7クロスバック」に特別な栗毛色(アレザン)のナッパ―レザーをシートの各部にあしらった、特別仕様車「グランシック ブルーHDiアレザン」を発表。同日より販売が開始された。

ウォッチストラップシートがより上質なものへと変身

フレンチラグジュアリーを自動車の世界に持ち込むDSオートモビル。フランス・パリ発のブランドであるがゆえのこだわりだが、今回はその中から名だたる皮革製品の「美」と「技」を同社のフラッグシップSUV「DS7クロスバック」のインテリアに持ち込んだ。

特別仕様車「DS7クロスバック グランシック ブルーHDiアレザン」(2L 直4 DOHCディーゼルターボ/8速AT)が特別である理由は何といってもそのシートにある。同モデルの最上級インテリアパッケージ「オペラ」に含まれている時計、そのストラップをデザイン化したウォッチストラップシートに、通常のムラ染めのブラックナッパレザーでなく、特別な栗毛色のナッパレザーがシートをはじめとする各部に使われているのだ。ちなみに、栗毛色のことをフランス語で「アレザン」といい、それがモデル名となった。

画像: 見惚れる色合い。ウォッチストラップシートがより極上なものとなった。

見惚れる色合い。ウォッチストラップシートがより極上なものとなった。

ウォッチストラップシートは、DS 5から続くDSオートモビルのシグネチャーともいえるもので、この背面と座面部分はそれぞれ一枚革でできており、立体感はステッチングとクセつけだけで造形される。ここにも、フランスに伝わる革製品の技術が息づいているのだ。

シートやドアパネル、ダッシュボードのステッチの一部にはパールトップステッチがアクセントに使われているところも見逃せない。真珠のネックレスを思わせる、ステッチが球状に露出する技法はオートクチュール由来のものだという。

ボディカラーはブランナクレ(ホワイトパール系)、ブルーアンクル(青系)、オルビザンタン(黄系)、グリアルタンス(シルバー系)、グリプラチナム(グレー系)、ノアールペルラネラ(黒系)の6色が用意される。車両価格(税込)は657万9000円からとなる。

画像: 特別仕様車のベースはDS7グランシック ブルーHDi。

特別仕様車のベースはDS7グランシック ブルーHDi。

DS7クロスバック グランシック ブルーHDi アレザン 主要装備

・パノラミックサンルーフ
・20インチアロイホイール
・DSアクティブLEDビジョン
・ブリリアントブラックグリル
・フロント&リアバンパーサテンク・ロームストリップ
・フロントガラスヒーター
・ラミネートサイドガラス
・ハンズフリー電動テールゲート
・DSドライバーアテンションモニタリング
・電動レザーシート(リアバックレスト含む)
・フロントマルチポイントランバー・サポート&ヒーター&座面奥行調整
・リアセンターアームレスト
・フォーカルHiFiスピーカー
・B.R.Mアナログクロック
・アルミペダル
・アンビエンスランプ
・ステップガード
・後席用エアコンコントロールパネル
・スマートフォンワイヤレスチャージャー

This article is a sponsored article by
''.