オフロードの走破性もクロスオーバーSUVに恥じない実力
発売から1年が経過したタフトの販売状況を調べてみると、2021年5月の軽四輪乗用車部門では、4388台で第9位につけている。今や激戦区の軽自動車市場においてトップ10にランクインしていることは人気の証でもある。
しかし、タフトのライバルと目されているスズキ ハスラーは第5位(7119台)とさらに上位に入っており、タフトによる巻き返しも期待される。そんなタフト人気を再度盛り上げるべく、ダムドが開発したオリジナルのボディキット「80's」と「little D」を紹介しよう。
1974年に登場した初代タフトは本格的なオフローダーとしてデビューしたが、現行型は軽自動車のクロスオーバーSUVとして2020年6月に復活。タフさを表現した角張ったボディは、全長3395mm、全幅1475mm、全高1630mm。最低地上高を190mmと高めにすることで、アプローチアングルは27度、デパーチャーアングルは58度と、SUVに相応しい走破性を実現している。
走行に関連する機能では、滑りやすい路面で車輪の空転を防ぐグリップサポートや、ターボ車にはスイッチ操作で走行モード変更できる「D assist切替ステアリングスイッチ」を備える。また大型のガラスサンルーフ「スカイフィールトップ」を全グレードに標準装備するなど、街中からアウトドアまで、爽快感に包まれたインテリアが魅力だ。
グラデーションストライプが懐かしい? それとも、逆に新鮮?
まずはじめに「80's」から紹介しよう。タフトの純正グリルとは異なる、立体感のあるグリルとワイルドなデザインのバンパーにより、ノスタルジックなRVテイストを表現している。さらに1970年代〜1980年代のRV車で流行したグラデーションストライプをボディサイドに配することで、レトロ感もプラスしている。
そしてもう一方の「little D」は、「80's」とは打って変わり、タフトらしいタフネス感をさらに倍増させるようなデザインとしている。この「little D」は、ダムドのジムニー用ボディキットでお馴染みの英国車をイメージしたシリーズだ。それを示すように、サイドビューには、ユニオンジャックと可愛らしい犬が描かれたサイドデカールが配されいる。
そしてルーフには、スチール製ルーフラックと自然の温もりを感じさせるナチュラルウッドを組み合わせた「trip basket ルーフラック」を装着する。使用するウッドパネルには、北欧フィンランドで生まれた技術「サーモウッド」を採用する。これは「熱」と「水」だけを使用したケミカルフリーな高熱乾燥処理が施されているので、使い込むほど風合いに深みが出てくるのが特徴だ。
嬉しいことに、今回紹介したダムドのタフト80'sとlittle Dのボディキットは、全国のダムド協力店舗にて新車のコンプリートカーとして購入することもできる。個性的でユニークなボディキットを開発するダムドから目が離せない。
DAMD 80's 装備一覧
●80's フェイスチェンジキット:17万3800円(フロントグリル、フロントバンパーボンネットフードカバー、グリルブラックアウトステッカー)
●80's ヴィンテージストライプ:5万2800円
DAMD little D. 装備一覧
●little D. フェイスチェンジキット:17万3800円(フロントグリル、フロントバンパーボンネットフードカバー、LITTLE D.レターエンブレム )
●little D. AOLデカール:3万800円
●trip basket ルーフラック:未定(サイズ1350mm×1000mm×160mm、重量13kg)
※価格はすべて税込