2021年6月24日、マツダはコンパクトモデル「マツダ2」のエンジンを中心とした一部改良を行った。併せて、南国の太陽の光をイメージした内装の特別仕様車「サンリット シトラス(Sunlit Citrus)」の販売も開始した。

特別仕様車に改良型高圧縮SKYACTIV-G1.5を搭載

マツダのコンパクトモデル「マツダ2」に一部改良が行われるとともに、特別仕様車「サンリット シトラス」の追加が行われた。

一部改良の大きなポイントは、1.5L 直4 DOHCエンジンを高圧縮化したタイプを一部グレードへ搭載したことだ。このスカイアクティブGエンジンは、「ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)」というマツダ独自の技術を使い、圧縮比を14(従来12)まで高められている。その結果として燃費の改善が図られ、WLTCモード燃費が従来のガソリンエンジンより最大6.8%向上したという。

画像: 新たに追加されたボディカラー、プラチナクォーツメタリック。

新たに追加されたボディカラー、プラチナクォーツメタリック。

ちなみに、この制御プログラムは、e-SKYACTIV Xの開発で培ったものを採用したもので、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性の向上にも寄与しているという。

他には、ワイヤレス充電(Qi)や、Apple CarPlayワイヤレス接続のオプション設定、フロント窓ガラスにたまった雪を取り除くワイパーデアイサーを4WD車に標準設定、プラチナクォーツメタリックボディカラーの追加も行われた。

一方、今回導入される特別仕様車「サンリット シトラス」はメインカラーのグレージュに、シトラスをさし色に加えた、明るいコーディネートの専用インテリアカラーを特長とする。南国の太陽の光をイメージしたものだとという。インテリアテーマカラーとコーディネートした専用キーシェル&フロアマットも用意されている。360度ビューモニターの標準装備も嬉しい。

この特別仕様車は、「15S サンリットシトラ」と「XD サンリットシトラ」の2種類が設定され、前者には今回新たに搭載された高圧縮比タイプの搭載SKYACTIV-G 1.5Lエンジンとなる。駆動方式はFFと4WDを選択できる。

画像: シトラスのさし色がとても印象的だ。

シトラスのさし色がとても印象的だ。

特別仕様車マツダ2 サンリット シトラス ラインアップ

15S サンリット シトラス(ガソリン1.5L 直4+6速AT/FF):196万9000円
15S サンリット シトラス(ガソリン1.5L 直4+6速AT/4WD):218万9000円
XD サンリット シトラス(ディーゼル1.5L 直4ターボ+6速AT/FF):222万2000円
XD サンリット シトラス(ディーゼル1.5L 直4ターボ+6速AT/4WD):244万2000円

特別仕様車 マツダ2 15S サンリット シトラス(FF) 主要諸元

●全長×全幅×全高:4065×1695×1625mm
●ホイールベース:2570mm
●車両重量:1090kg
●エンジン:直4 DOHC
●総排気量:1496cc
●最高出力:81kW(110ps)/6000rpm
●最大トルク:142Nm/3500rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:レギュラー・48L
●WLTCモード燃費:20.3km/L
●タイヤサイズ:185/65R15
●車両価格(税込):196万9000円

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